世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

「バーベム編」の終わりが見えてきた。


もうちょっとで終わりそうだったので、PS2版「ラーゼフォン」バーベム編をひとつクリアしてみました。攻撃回避の難しいベルゼフォン戦で二、三度死にましたが(←「死んでもいい」と思うほど疲れてた日の翌日にやるのがイカンのではないかね)、なんとかまあ。
ムービー「親父達の最期」の、乱れ髪の功刀さんがカッコよかったのです。若い者たちに特攻させるぐらいなら、自分ら年寄りが身を挺して諸悪の根元を絶つよ、とMUとバーベムに占領されたニライカナイ島をジュピター現象でふっとばす。つまりは自爆の美学なんですが、ちとトキメキました。若者らの方は若者の方でそろって青春爆発ファイヤーでさ、少数精鋭で空母リーリャ・リトヴァクを盗み出して、TERRA全面降伏に反対して徹底抗戦。綾人と守と浩子は友情で結ばれてTERRAの仲間になっちゃうし。あとやはり、反乱軍司令となった総ちゃんが、「功刀司令がMUにつくなんて、自分は裏切られたんだろうか」とずーっとずーっと苦悩してるのがとにかく可愛くってねえ。やっぱり総一×功刀をいつか出そうと思いました(バカ×∞)
これでifシナリオを三つクリアしたことになるのですが(綾人がラーゼフォンに一度も乗らない「18歳の肖像」、浩子を助けるためにムーリアンとして生きることを選ぶ「ムーリアン編」、そして今回の「バーベム編」)、それぞれTVとは違う工夫がこらされていて、それぞれ良いエンディングになっています。とりあえず「調律」しちゃえばみんなの望みどおりの世界ができて全部チャラになる、という原作の設定に対して「本当にそれでいいのか?」という問いを投げかけているのが「バーベム編」で、おもしろうございました。


一つだけ気になったのは、二十歳こえてる総ちゃんが、自分を十代よばわりしていること。TERRAメンバーで十代なのは恵とキムと綾人だけだろ……いくら童顔だってサバ読むなよ?