世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

誰も足踏みしていない。


若い学者さん、学生さんたちの話をきく機会に恵まれました。
過去の研究をきちんと踏まえつつ、自分の研究と独自の視点を、真剣に深化させている人たちです。感銘を受けました。自分が詳しくない分野の話であっても、共感もできました。
もちろん、そうでなければいけない訳です。同じところでいつまでも足踏みしているのは、研究者としての死を意味します。
しかし、立派なことだなあ、と思う訳です。
私もちょっと年をとってきました。しかし、アカデミックな部分も素養もない。直感だけでやっていたら、早晩だめになってしまうであろうという不安があります。私の書き物は比較的若向きのものですが、若い頃のセンスというのは徐々に失われていきます。気付かずすでに足踏みしているかもしれない。壊したり捨てたりしなければいけないところが多々あるはずです。
見習わなければ。


例によって調子が悪く(微熱でてます)、まともに口もきけない有様であったのですが(むしろ低め安定で落ち着いていたともいえますが)、皆さんのお話がきけて良かったです。勉強になりました。もしかしてこちらにたどりついてここをご覧になってらっしゃる方もいるかもしれないと思い、一言御礼を書かせていただきます。