世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

誰のためのノウハウ?


なにやら唐突な昨日の日記でしたが。
家政についての一般論を展開したかった訳でなく。
こないだ洗濯物を干していて、フッと思ったことを、書こうと思って書ききれなかっただけで。
自分ちの(そして自分なりの)、干し方のノウハウというのがある訳ですが。
それって、他人様には全然役にたたないことなんだよなって。


「洗濯物が乾かなくて」とぼやいて、「洗濯物を外に干すことがまず間違ってるんだよ」と、某豪雪地帯の人に怒られたことがあります。
私の住んでいる土地は、冬も暖かい上、大変乾燥するので、まず昼間洗い上がったものは、外へ干します。
だから、干せない地域の人がいることが念頭になかった。
数年前に金沢に行ったのですが、どの家のベランダ(バルコニー?)にも、透明なプラスティック製の、丈夫そうな覆いがついていました。ああ、あそこに洗濯物干すんだなあ、と思った。それでも間に合わない地域の人は、それこそ地下の乾燥室かなんかで、一気に乾かすのでしょうね。


叔母が存命中だった頃、うち(実家)に遊びに来た時に、ついでに洗濯物を干してくれたりしたのですが、私が「それは違う、それじゃこのベランダじゃ乾かない」とダメだしをしたところ、「あきらちゃんウルサイんだからもう」と眉をしかめられたことをふと思い出したのです。主婦にダメだしすんなよオレ的な。というか、条件が違うから干し方が叔母の家と違っていて当然だと思った訳なんですが。


誰かに伝えられない、伝えても意味のないノウハウってなんなんだろうって。


そんなことを考えただけなんです。