世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

「巌窟王」第14話


伯爵の可愛い子ちゃん度が急上昇。
アルベールをかばって撃たれた彼を、しもべ三人組がよってたかってかばうだけでなく、いちいち浮かべる淡い微笑みのかわゆらしいこと。あれには騙されてもいいんじゃないんですか、アルベールでなくても。
というか今回ボーシャンにインタビューされた時のアルベールの台詞、明らかにフェルナンをバカにしており。あんなへなちょこ父さんじゃ仕方ないけど、私、自分が15歳で、怪しい雰囲気を漂わせたステキ男性が現れたら、騙されてるってわかっててもついてっちゃうと思うんですよ。特に子供には父性って必要なもんだって。弱ってる時に「そんな顔の貴方を置いて行くわけにはいきません」「貴方は大丈夫」なんて言われたら。な。


フランツの♂♂度も、再度急上昇。最近アルベールとすれちがい気味だったのに、例の秘密の隠れ家で再会。ふざけあいからとっくみあい、それがシルエットになり暗転ですっとばし(狙いすぎ)。ユージェニーと終わったからっていきなりフランツんとこに戻ってくるアルベールもアルベールだが。しかし、伯爵の身元を調べることを決意しているフランツが、例の金時計を持っていこうとすると、アルベールはそれを奪って走り去る訳で。どんなに良い雰囲気になろうとも片想いかフランツよ……アハハハハハ(泣笑)。
ところでもうペッポに風呂のぞかれても平気なのかいアルベール?


カヴァルカンティは、もう出てくる度に腹をかかえてしまいます*1。師匠一家はそろそろ舞台から消えてしまうようですが(ノワルティエさんもフランツの手が伸びる前に田舎へ/でも来週ヴァランティーヌが目をさますみたいな?)、弟子はもうちょっと頑張れ。いや、お腹痛いからあんま笑わせないでくれ、が正解か。


そして幕切れはリリーナ様!
あのラストカットで「リリーナ様!」と叫んだ人は私だけじゃあるまいよ。
前回の生い立ち語りと次回で、エデの存在意義があらためて浮き彫りになるのでしょうが、もうリリーナ様としか言いようがないです(設定的にも)

*1:小銭守銭奴グラム・リバー見たばっかりだとね、「金に糸目はつけません」なんてしらっと言い出しただけで笑ってしまうんですよ。一回の中での演技の落差も物凄いからねー。