世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

アメリカ帰りの♀♀の方いわく。


素敵なパートナーと十年以上つきあっている、某さん談。
某「アメリカで、あれだけ同性同士のパートナーの権利を認めろって、みんな(♂♂♀♀)が主張するのはね、実際に生活にひびくからなの。たとえばね、アメリカは国民健康保険じゃないから。しかもその保険料が、もっの凄く高いの。相手の保険に入れるか入れないかで、年に何十万円も違ってきちゃう。しかも入ってないと、まともな治療なんか全然受けられないのね」
私「それは確かに死活問題ですね」


アメリカ合衆国キリスト教の強い国*1なので、自分が“そうだ”っていうことが、イコール死を意味する場面だって、ままある訳なんですよ。それでもあえて声をあげるということは、つまりそれだけ強く迫害されているという証拠でもあり、耐えてなおかつ生きるという決意表明なんですね。
大変だー、と思う訳なんですが。

*1:「進化論はインチキだ、学校で教えるな」はともかく「地球の歴史は1万年以下」って、理科や歴史の授業はいったいどうなってんだろうか? そのくせクリスマスは宗教のお祝いだからハッピーホリデーって言い換えようってアナタ…。