世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

ライバル?

雨降りなのでライバルが少ないなんじゃないかと、耳鼻科に行ってみたんです。
ここ何年もだいたい1月末から2月上旬に行ってるし、症状出てるし。


混んでた……。


今日はさすがに花粉とんでなかったはずなんですが。
みんな、考えることは同じなのね。


津原泰水『赤い竪琴』読了。
弦楽器へのこだわり、同じく、服、犬、食べ物の描写の独特さ、そして海。往年の津原ファンはニヤリとする訳です。最初の二頁なんか、戦中日記という設定にも関わらず、旧仮名を新仮名に読みかえるまでもなく、文体といい思考の展開といい、完全な津原節。「寒川某という詩人は実在するのですか?」と尋ねる人は、あまりにこの作家を知らないといえるでしょう。
しかし、このセンスの良さと円熟の筆致。初めて津原作品に接する人にとっては、非常に完成度の高い、清潔な恋愛小説として素直に読めると思われます。おすすめです。
ただ、このヒロインの性別は男だと思います。作者の分身といいきっていいほど男。レトリックでひっかけておいて、ジャーン!「実は男です。だって女とはひとこともいってないし、名前だってどっちともとれるでしょう」な展開になるんじゃないかと半分ぐらいまで疑って読んでました。ごめんなさい。というか男であっても、なんの問題もない内容である訳ですが。


あこぎまがじんについている某譜面、midiにできるか試してみて、いきなり挫折。む、難しい……。
まあLIVE-yみてる限りでは、新曲もちょっとずつ溜まっている感じなので、また別の曲がどこかで譜面におこされるかもしれないし……とはいえあんまり難しいのでは、それこそ打ち込めませんが。
ところで来週の予告?で、徳岡さん三浦さんを押し倒してますが。やめて。そんなら上下逆で(なんの話だ)


ほとんど一日パソコンに向かっていたのでちょっと腰が。生活には常にメリハリが必要なのですね。