世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

告白推奨派。


金曜日は職場の飲み会で(Uさん、ごちそうさまでした。アンコウ鍋、生まれてはじめて食べましたよ)、いつもどおりヘロヘロしながら帰ったんですが(なんか手をやけどしてるし、鼻をかむと赤いものが)。
来週のビデオ予約をするために、巻き戻して、今週撮ったものを見直しました。
巌窟王」も。
撃たれて血を流したことで、アンドロイド疑惑を払拭できたバティスタンに笑ったりしつつ*1


実は見直す前、「フェルナン、そんなにエドモンが好きだったんなら、結婚式の前にエドモンに告白して、玉砕すりゃよかったのに」と思ってました。思いつめたあげく相手の命を奪うぐらいなら、告白してガス抜きした方がいい。相手がいい人であれば、思いを受け入れられないとしても、誠実に返事をしてくれるものですよ。そこから新たな絆がうまれることもあるかもしれない。本当に友達になれるかもしれない(そしたら復讐劇なんて絶対に発生しないよ)。反対に、ひどいフリ方をするような相手だったら、それこそ「なんだこんな奴だったか、オレも見る目がなかったな、ケッ、こっちから願い下げだ」と思えるじゃないですか。それこそ憎む価値すらない。


って思ってたんです。
だけど、うずくまって、つじつまのあわない哀願をしているフェルナンに静かに近づき、その手をとって優しく語りかける伯爵を見て、思い直した。
これ、フェルナン、してるわ。
で、やっぱり振ったんだ、エドモン。正攻法で。
そう思った……うああああ(救いようがない)!
って自分がフッた男の息子に近づいて、憎みつつも愛するエドモンの屈折の方が、もっと「うああああああ!」かもしれないが(自分の心を揺さぶるアルベールを許し難く、滅しようとする伯爵の姿と、私の名を覚えていてくださいと頼むエドモンの姿は、両方とも非常にストレートな愛情表現ですから)。


そういや、アフタヌーンでついに連載始まったんだよね。
み、みても大丈夫かしら……。


ってか飲み会の後にビデオみるってパターンが、全然変わってないということに気づいて愕然としていますよ。いいのか、その成長のなさ。

*1:オフィシャルブログにも書かれていますが、伯爵の腹心であるバティスタンは、初期設定ではアンドロイドだったそうで、それはプロダクションブックに明記されています。ベルッチオとバティスタンの声優さんたちも、この設定にはびっくりしたらしいですね。