世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

読む物を両手で抱えて安定させることです。


高校の頃、授業でやった『更科日記』が面白かったので、解説つきの参考書を買って読み通したことがあります。「あなたは新しい着物や装飾品よりも、流行の読み物をもらった方が嬉しいでしょう」と写本をもらって夢中になる主人公は、小さい頃の私と同じだったからです。それこそどこでも読んだ。登下校中に本を読むコツは、両手で本をしっかり抱え込んで安定させることです。足はすり足ぎみで。そうすれば酔わないで本が読めます。


ということを思い出すぐらい(歩きながら物を書かないと間に合わないぐらい)忙しかったので、眠くてしょうがありません。今日はこれにて、おやすみなさい……。


寝言:世界史はたいして強くなくても、新聞に「バルフォア宣言」という言葉がのっているのをみれば、反射的にT.E.ロレンスが浮かぶぐらいには本を読んでいるんだよな*1とか。

*1:映画をみた後、『知恵の七柱』も新書館の漫画も読みました。別に特にロレンスが好きだった訳でもないのですが。