世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

禁句です。


就職したばかりの頃、ボロボロに疲れきっている先輩が「なにか面白いことないかな、ナリハラさん」というので、「私は面白いことありますよ」(その頃、初めての個人誌を印刷屋に頼んでいて、そろそろ出来てくる頃だった)と、つい言ってしまいました。


なんと思いやりのない新人でしょうか。


いやね、物をつくる人は、面白いことがみつからなければ、自分でつくりにいかなきゃだめなんですよ。待ってちゃだめ。
私だったら、自分が面白いと思う小説を書けばいい訳です。
だから「面白い小説書かなきゃ」と呟くのは禁句じゃありませんが(呟いている時は原稿が進んでいない時なので本当はダメなんですが)、かりそめにも創作者の自覚があるなら「なにか面白いことないかな」は禁句なんです。


それなのに、ついうっかり呟いちゃったよ!


いくらここんとこ凹んでたからって、そこまで堕ちたか自分……。


ところで先ほどまでアップしていた某チェックですが、「長い」「他の地域の方にはまったく面白くない」「コメントもなんだか」とご指摘をいただきまして、私もその通りだと思いますので削除しました。
考えなしでごめんなさい。