世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

二十面相の娘の父親。


11月号のコミックフラッパーの「なんとかマニア」というコーナーで、今月「二十面相の娘」の作者の小原愼司氏が「別役実」について語っているんですよ。

(前略)さっそく図書館で別役氏の「探偵物語」(同名のドラマと無関係)を発見。これが決定打でした。探偵X氏を主人公とする 事件を解決しない探偵小説。事態は何も進展せずX氏の思索のみが完結する物語。やられたー。実は私の物語作りの原体験のひとつです。現在は両方の本共に手に入りにくくて勿体ない事です。

そうかー。
あれはこういう風に紹介すればいいのか。
なるほどヲハラシンジという人は、私とほぼ同世代なんだね?
っていうか思索のみが完結するって……進展はするってば。しかしうちのAちゃんが「事件を解決したりしなかったり」言われるのは、そういうことなのかーとふと思ったことです。
“同名のドラマと無関係”というのも適切ですね。っていうか同名のドラマの原作は(といっていいかは微妙なんだけど「工藤ちゃん」は)小鷹信光の『探偵物語』ですからね、と補足しておきましょう。


最近雑誌を買うのもだるくて、すっかり買い忘れていたので、今頃の紹介ですみません。
5日に「フラッパー」を買い、17日に「まんがライフ」を買い、ドリマガは買うときもあり、ビームは立ち読みすらしない(コミックスだけ買う)というサイクルで回してます。最近は5日にM誌も買ってるんで、それをコンビニで買うと、本屋までいくの忘れちゃうんだ……竹本泉がのっていなければ意味がないので、意図的に買わない時もあるんですが。なんか来月は休むらしいから買わないよ。


ちなみにサンデーは親が買っていて、ジャンプはほんと立ち読みもしない、アフタヌーンは2回で下車、という根性なしです……。