世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

我にかえっちゃダメ!


喉だけでなく、目の炎症もおさまらないので、しかたなくもう一度医者に行ったら「まだ治ってないんですか? あ、確かにおさまってませんね」と怪訝そうな顔をされ。
「治ってれば、仕事早めに切り上げて医者こないよ! 先月から今月、病院にいくら払ってると思ってんだ!」
とは、喉が痛いので叫ばない。
処方薬局で「お薬かわりましたね。これは強い薬だから、ガツンと治りますよ!」と言われたので、その言葉どおりになることを強く希望するものです。
ってか炎症が二週間以上続くってなんだ?
免疫力弱ってるのか?
パピヨンと同じ病?(それはいや)
いったいどういう職場環境なんですか、とまで訊かれましたよ。


前にもチラと書きましたが、海外の人とやりとりをしてます。メールだけでなく手紙なども書かねばならないのですが、その手が時々、とまる。
今の自分の体力や創作力などを考えると、「望まれたこととはいえ、本当にいいのか自分?」モードに入ってしまったりする訳です。信号待ちをしながら、「ここは岐路じゃないのか? もうかってウハウハって展開が予想される訳でもないのに、おまえ大丈夫か?」などと、ダークなことも考えてしまいます。「なに贅沢いってんだ、おまえ、例えば自作を親しい編集さんに拒否されたメイ・サートンの気持ちになってみろ」とか。いや、その拒否された原稿が、あの純情BL小説だと思うと、ちょっと笑みがこぼれてしまったりもするのですが*1


疲れてるのかな……。

*1:『ミセス・スティーヴンスは人魚の歌を聞く』のこと。教授に誘惑されたウブな大学生、マー・ヘマーのせいで、主人公の人生も途中の印象も、ほとんどすっぽぬけてしまったのですが、れっきとした純文学です。いや、これが拒否された時の衝撃と再生を描いた『夢見つつ深く植えよ』は、ものすごく面白いので、オチまであんなベタな小説だなんて、夢にも思わなかったんだよー!