DEPAPEPE「ほろり二人旅」桜島編、先週の続き。
三浦さんのシャツが、スレイヤーのシャツから、ブライアンセッツァーにかわってますね。徳岡さんは青い短パン。後部座席に、徳岡さんが買った釣り竿が二本あったり。あと、マネージャーの村井さんが、なんかしぶい髭キャラになってますね。旅暮らしのせいか? 暑くない?
徳岡「桜島ーで、ございま〜す」
車を運転する村井さん。
三浦「(車内でため息)あっつーい」
徳岡「あれ、なんで革ジャンぬいでる」
三浦「脱いでない脱いでない、脱いでないです(あわてて着る三浦さん)」
徳岡「夏ですね、今日は」
三浦「夏です、夏で」
徳岡「夏ですね、僕はだって僕は短パンですもん。あなたの心の中にロックって二文字はないんじゃないですか」
三浦「ありますあります」
徳岡「あるんすか」
三浦「あります。(帽子もかぶり、息切れしつつ)よし。さあ、もうすこしで、お昼、ご飯がたべれそうということで、えー、今からその場所へ向かおうと思ってるところなんですけれども」
徳岡「(駐車場にとまるほろり号)つきました。桜島での昼食でーす。(お店の前の看板をみて)“レインボー桜島”。うちの事務所と一緒の名前じゃないですか」
村井「(火山灰がつもった車をさして)こうなるんですよ、ちょっと雨降ったりしたら」
三浦「え」
徳岡「ああ」
“レインボー桜島”に向かいつつ、“宿泊・マグマ温泉レストラン”の看板をたたく徳岡さん。
三浦「マグマ温泉」
徳岡「マグマー」
三浦「マグマ。フォッサマグマー……すんません(振り向いた徳岡さんににらまれて、もう一度)。すいません」
徳岡「親戚で、ようおんのは、北海道の?」
三浦「それ、マグロです」
徳岡「ヒグマです」
三浦「あー、はははは(笑)」
レストラン入り口で。
店員「おそれいります、本日もうオーダーストップになりますので、申し訳ございません」
徳岡「はーい」
村井「(徳岡さんににらまれ、肩を叩かれ、カメラを向けられて)次の、ところがありますんで。レストハウス」
みんなで外へ向かいつつ。
徳岡「(こぶしをふりあげ)昼・ご・飯!!」
三浦「昼・ご・飯!!(それから二人で唱和)」
村井「ほら、あちらで。あれレストハウス。たぶんこっち(焦りつつ)わかります」
徳岡「昼飯をー!」
三浦「くわせろー!」
徳岡「オーダーストップなんかに!」
三浦「まけるなー! んふふ」
徳岡「ようわかってるな(エンジンをかける村井さん)。今ちょっと、すごいなと思った(先に車に乗る)」
三浦「五年の集大成すね」
ばたん、とドアが閉まって。
三浦さん、後部座席のドアをガチャガチャ。開かない。
三浦「いやいやいやちょっちょっちょっ」
徳岡「すみません、じゃあ、次いきます」
三浦「ちょっと、あかないですけど。いやいやちょっと」
徳岡「おっきな愛を感じて、常夏の(ほろり号、三浦さんをのせずに走り出す)」。
三浦「ちょっと、ほんまにほんまにほんまにほんまに(慌てて追って走り出す。窓から見ている徳岡さん?)。だいぶ走ってるだいぶ走ってるだいぶ走ってる。も、暑いし、くそ、もう。あ、あ、あ! くっそー、あーっ!」
以上。
三浦さんがカメラもって走ってるのか、この絵からすると?
ってかこの二人は五年も続いてるのか、と思うと感慨深いかもしれません。