世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

映画までみてしまった(夜中になにやってんだ)


劇場版の最初のやつは、ちょっとみたいなーと思ったら、これも最後までみてしまいました。あああああ。
でもだって、これ、よくできてるんだもんよ。
犯人が最初に死んでることに意味あるし(後藤さんと延々やりあったりしたら、問題提起が台なし)。
「ここには人間なんていないよ」と「警察は人命救助を第一に、で正解」の台詞の響きとか(それが犯人の意図したことであっても、救いがある。「台風のすることですから」も名台詞だけどさ)。
ものすごい押井守テイストだけど、話はわかりやすいし(遊馬とシバさんが「箱舟!」って叫ぶシーンへの持って行きかたはやはりうまい)、大詰めのアクションも見応えあるし、誰も死なないし、夜明けに野明が、最後の力をふりしぼって零式の暴走をとめて、そこへ大人達が迎えにやってくるシーンは何度みてもいいもんだ。うん。


しかし2はちょろっとしかみてないし、3にいたっては見てないという(だってあれ特車二課の話じゃないし)。
だって2って……ある意味「日本は勝った!(ガサラキ)」のズッコケ隊長に劣るんだもの。あんな事件が勃発したら、アメリカさん、半日もたたないうちにこれ幸いと制圧にきて、事態はとんでもないことになりまっせ。なんのために駐留してんのよって。