世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

第三夜


割と早めに帰れたし、第三夜で見たかったのは快傑ズバットの最終話だけだったので(ゴレンジャーは「機関車仮面」だったらしいし)、なんとか間に合ったといえるわけですが。


うわあ。これって、1977年なのか。
もっと古い作品だと思ってました。
それは打ち切られるだろうなあ。
長坂秀佳はギターが好きなんだな、ということはよく伝わってきますが、「ギターを抱いた渡り鳥」が、この時点で子どもにとっては古すぎる。ギターのジローと違って武器として使ってるからいいんだけど、宮内洋が気合いいれてなきゃ成立しないね、この無茶さは。
ズバットはツッコミをいれてったらキリがない迷作とは知ってましたが。
最終回で比較的まとまってる話ではあるんだけど、シナリオの流れがやはりおかしい。省略すべきところと、残すべきところのバランスも。
私の感覚では、当時はアニメの表現が洗練されつつあった頃で、子ども向けの番組としては、特撮がだんだん野暮ったくなってきていたというのはあるのですが、これはふつうの時代劇としてみてもつらいというか……手ぇ抜いてたろ?(同じ時期に「特捜最前線」やってんだもんなあ。差が歴然)


第四夜の個人的な目玉は、星の子チョビンです。
これはみるよ。
白石さんの「フェアリー・スターの王子、チョービンだー!」は聞かなきゃね。
子守唄も何千回歌ったことか……。