世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

NHK BS2 「あなたの街で夢コンサート」


DEPAPEPEvwith 広島交響楽団(指揮:円光寺雅彦)+島谷ひとみ渡辺徹鎌倉千秋アナウンサー@ふくやま芸術文化ホール


三浦さんは、青のシャツ(七分袖のせいで、袖の切れ目から肘が見えてる状態)+黒パンツ+黒の革靴、オールバック。ギターはいつもの恐竜スペシャルにコーグのチューナー。
徳岡さんは、グレーのUネックシャツに白いカーディガン(を袖をまくって)+ジーンズ+白い布靴。髪は少し立たせてますね。


鎌倉「まずは爽やかなサウンドをお聴き下さい」


というわけでいきなり一曲。「Ready! GO!!(途中から+オーケストラバージョン)」


鎌倉「DEPAPEPEのお二人で、「Ready! GO!!」をお聴きいただきました。(中略) さっそくなんですけれども、DEPAPEPEのお二人は各地そのコンサート、ツアーで行かれると、その、ご当地ご当地の曲というのを即興でいつもつくってらっしゃるってきいたんですが」
渡辺「そんなことができるんですか」
三浦「あの、その土地の、ご当地のなんか名物であったりとか、土地の名前とかでもいいですんですけどね、それを聴いて、その名前とかそういうのからこの、インスピレーションをわかしてですね、即興での曲を、まあちょっと短い曲なんですけど、ご当地ソングとして演奏してたんですよー」
渡辺「ということは、今回は福山にお邪魔してるんですけれども、みなさんちょっとききたいですよね」
会場から拍手が。
三浦「わあ。ありがとうございます(頭をさげる)」
渡辺「いきなりではございますけれども、島谷さんはご当地、広島出身ですから、じゃその、ヒントというか特徴的なところ、名産を」
三浦「はい、そうですね」
島谷「福山といえば、特に福山城、バラ園、あと、なんといっても下駄なんですね」
三浦「下駄。はあー」
渡辺「9割の方が今日下駄でいらしてる、そんなことはありませんよね」
三浦「そんなに、そんなに名産なんですね。じゃ、大丈夫そうです」
渡辺「題して、福山の歌、でいいですか。はい、おねがいします」


徳岡さんが合図をだして、三浦さんから。


三浦「1・2・3! (演奏中、徳岡さんが三味線ぽいポロポロしたフレーズを)あ、ここ下駄っぽいですね。これ下駄のフレーズ。徳岡さん、せっかくやから、下駄ワンモアプリーズ。あ、下駄でましたね。じゃ、それでひとまず、終わりましょう」
演奏終了。
鎌倉「わあ、すごい」
渡辺「ただ、自分たちずるいわ。やりながら、これ下駄、下駄って」
徳岡「これね」
渡辺「モノマネのネタいってしまうモノマネ師みたいな」
徳岡「実は反則ワザなんですね。はい。いかんせん」
渡辺「下駄下駄いいながら、そしたら下駄にしか聞こえない。でも見事な演奏でございました、ありがとうございました、もう一度大きな拍手をお送りください」


頭をさげる二人。


鎌倉「さて、DEPAPEPEのお二人と島谷さんが、今一番興味のあることがオーケストラと共演することなんだそうです」
渡辺「そうですか」
島谷「私はデビューの頃からいろんな楽器を積み重ねてて、音数の多い物をやってきて、プラス、機械の音をつかってるのが多かったんですけど、胸の奥底に響いてくるのは、みんなが気持ちをこめて演奏する生演奏。というところでオーケストラというものにたどりつき、ポップスとクラシックを融合するクロスオーバーにとりくみまして、ドイツで本場の音源とってきたりとかクラシックのコンサートとか、今そういうことをやっております」
渡辺「えー、げたぺぺ」
三浦「いやちがちが、デパペペですから、はい」
渡辺「ごめんごめん、まちがえた」
徳岡「さっきの下駄とまちがいです」
渡辺「デパペペさんでございますけどれども、どんな理由でオーケストラを?」
三浦「えと、自分たちもすごいね、その、インストアコースティック・ギターデュオとして、歌のない音楽でまあ、旋律だけでこう、メッセージを伝えよう、とつもりでやってくなかで、やっぱ、クラシックの音楽って、ほとんどがインストなんですよね(うなずく徳岡さんのアップ)。で、インストなのにこう、みんな口づさめるようなメロディーがあったりとか、すごいポピュラリティがあると思って。やっぱり、一回ね、ぼくらあんまり、クラシックは普段聴いてなかったんですけど、クラシックの音楽に挑戦してみて、触れることでえるものも大きいんじゃないかと思って。今回も共演できてめちゃめちゃ嬉しいです」
鎌倉「デパペペのお二人には、これから演奏していただく曲がありまして」
渡辺「これはなんでしょう」
徳岡「はい、この次に、「G線上のアリア」といって」
渡辺「お、クラシックの曲ですね」
徳岡「クラシックの曲で、バッハのアリア。僕たちがクラシックをカバーするきっかけになった曲で。
この曲をギターでやって、もしかしてギターでクラシックやっても面白いかもね、はじまったので、僕らにとってもすごい思い入れのある曲ですね」
鎌倉「さて、ではデパペペのお二人には「G線上のアリア」を、島谷さんにはご自身の一番新しい曲「泣きたいなら」を歌っていただきます。どうぞ。


「G線上のアリア」(+オーケストラ。上柴はじめ編曲)を演奏。


最後に他の参加者と一緒に、エルガー「威風堂々第一番」に手拍子で参加して、おしまい。