世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

W.W.W.展にいってきました。


所用の帰りに、「渡辺啓助渡辺温、渡辺済・「新青年」とモダニストの影(―長すぎた男・短すぎた男・知りすぎた男― )」に行ってきました。
場所は品川のギャラリー・オキュルス(地図 http://www14.plala.or.jp/oculus/about.html)。
会期が今月いっぱいなので、ちょっと足を伸ばしてきたわけなんですが。


啓助さんの娘である渡辺東さん(とお孫さん?)が、1時間ほど丁寧にもてなしてくださいまして。
貴重な資料(生原稿の数々)やら、めずらしい雑誌やら。コーヒー飲みながらみていいんですか、と思いつつ(不器用で砂糖をこぼすような人ですから)。
温ちゃんのインバネス(本物)も展示されていました。
私も元推理小説少女ですから(そんないいまわしってあるのか? でも推理小説プロパーを名乗るには偏りがありすぎるわけで)、わかる範囲でいろいろお話してきたのですが、中井英夫のぜっぺきの話(笑)とか、楽しいお話も。東さんが「島崎さん、行方不明(の理由が不明のまま)だった方が、カッコよかったかもしれないわねえ」とおっしゃった時は、さすがにちょっと返事に困りましたが、まあそのとおりかもしれない(え?)。
ちなみに島崎博さんは9月に帰国(来日?)されるらしく、もしかしてオキュルスにも来るかもとのこと。そしたらまた行きたいなあ。
会いたいと思っている人には、その時会わないと二度と会えなくて後悔するからね。


パンフレットを買ったら資料と絵はがきもいただきました。
まだ半分しか読めてないので、あとでゆっくり読もう。
緊張もしましたが、魂の洗われる1時間でしたよ。


昨日はたくさんの拍手ありがとうございました。
月末なのでまたちょっとバタバタしそうですが、今週もがんばります。