世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

sakusaku屋根の上、三日目。


優ちゃん「(膝の上で手を揃えて)さあ今日も、DEPAPEPEのお二人が遊びにきてくれていまーす(拍手)。よろしくお願いしまーす」
三浦「よろしくお願いします(手をふりつつ)」
徳岡「どうもデパペペでーす、お願いしまーす(頭をさげて)」
ヴィン「さわやかだね」
優ちゃん「うふふふふ」
徳岡「さわやかですねえ」
ヴィン「秋の空のように。俺だったら、“さアァ、といったわけでございまして。今週はなんと!”みたいな」
優ちゃん「こってりですね」
ヴィン「こってりと、トンコツスープのようにね、いくとこなんですけどね」



シュプール特別版DVDはさんで。



ヴィン「まあそんなわけで、今日は、なんと、写真家としても最近評価をえていると、お二人がね」
二人「はい」
ヴィン「ギタリストだけでなく」
優ちゃん「あ、二人が撮った?写真ってことですか?」
ヴィン「フォトグラファー」
二人「はい」
ヴィン「しかもね、まあお題というか。“秋も深まり、冬の匂いも感じてきた”写真を。お二人が見せてくれるということで。まずじゃあ、三浦、巨匠・三浦、さんから、よろしく」
三浦「そうですね、僕の場合は、自分がシャッターをおさずに、自分が被写体になってますから、その映像をちょっと」
ヴィン「なるほど。じゃあまず見てみましょう」


「デパペペ三浦拓也の“秋を感じれる1枚の写真”」のテロップ。
東海大学の中央通り、にぎやかな屋台のテントと美しくそびえる木々が対照的な写真のど真ん中に、黒い革ジャンの二人が映っています。


ヴィン「お、これ」
三浦「これですね。これはつい先日ですね、あの、東海大学って大学の」
ヴィン「伊勢原の?」
三浦「そうですそうです。学園祭にいってきて、学園祭ライブをしてきたんですよ。で、まあ、ちょっと秋を感じる写真ということやったので」
ヴィン「あ、学園祭」
三浦「学園祭の模様を撮ってきたんですけど、ちょうどね、あの、スタッフの人に同じ革ジャン着てる人がいたんで、ちょっと一緒にポーズ決めてみてるんですけど」
ヴィン「つーかさ、拓ちゃん貧弱だねえ」
三浦「違う、これあの、スタッフの人は、ラチさんていうんですけど、すごいやっぱ、ラチさんがガタイがいいんですよね」
ヴィン「ラチさんって人がいるの? すごいなあ」
徳岡「あの、まずあの僕らが、楽屋入ったら、その、広い楽屋やったんですけど、椅子、椅子をもって、こうやって(両脇に椅子を持った腕を上下するアクション)」
ヴィン「鍛えてた? 鍛えてた」
優ちゃん「もう日常から鍛えて。すごいなあ」
徳岡「朝四時に起きて走ってるらしいす」
ヴィン「意味がわかんないよ。そんなに鍛えてどうすんの」
徳岡「すごかったですね」
三浦「で、この次の写真。ちょっとこれは。これは本当に、こう、紅葉がある」


デパペペ三浦拓也の“秋を感じれる1枚の写真”。
紅葉と池が映っている庭園写真。中央の東屋に、小さく二人の革ジャン姿が映っています。


三浦「これはね、長野県なんですよ。長野県の、えー、東御市でしたっけね。東御市で、えー、サンテラスホールという場所がありまして、そこでワンマンライブした時の、サンテラスホールのすぐ近くにね、こういう粋な日本庭園みたいなとこがあったんで、そこでラチさんと一緒に撮ってきました」
優ちゃん「あ、またラチさんと」
ヴィン「ラチさんは、あ、じゃあ東海大学の方じゃなくて?」
三浦「じゃなくて、僕らのスタッフやったんですよ」
優ちゃん「ああそうなの」
ヴィン「はあー。あんな強い方が」
三浦「そうなんです」


中央の二人、アップ写真。


優ちゃん「わー」
ヴィン「えー?」
徳岡「ワハハ。アハハハ。三浦、三浦、あかんやんこれ」
ヴィン「強そう」
優ちゃん「寝起きみたいな感じですよ」
ヴィン「ぜんぜん弱いよ拓ちゃん」
徳岡「絶対」
ヴィン「ぜんぜんだめ」
三浦「(苦笑)顔の色がぜんぜんちゃう」


ヴィン「なんでラチさんはそんな鍛えてんの」
二人「(声をそろえて)なんでなんすかね?」
三浦「なんか、いざというときのためじゃないかと?」
ヴィン「その、いざって、なにがあるんだ? あ、そうか、ね、まあまあ。拓ちゃんの紅葉もきれいでね」
三浦「そうですね。秋っぽかったので一枚撮ってきました。僕は、以上です」


ヴィン「続いてはじゃあ、巨匠徳岡の」
徳岡「巨匠。はい、徳岡の」


「デパペペ徳岡慶也の“秋を感じれる1枚の写真”」
テントの中、小さい白いストーブの上に手をかざしているデパペペの二人と、前田さん(?)の写真。


徳岡「これ、まあ僕も、写真家といいながら僕も映ってるんですけども。あの、これはね、先ほど三浦がいってた、東海大学の湘南キャンパスの、ライブ前」
ヴィン「ああ、寒かったんだ」
徳岡「ライブ前ってことは、ここが控え室ってことです。あの、寒すぎです。はい。このストーブを用意してくれたんですけど、ここであったまって、あの、1時間ぐらいまた外へ出てライブやるという。まあちょっと、秋冬を感じられる一枚かなと」
ヴィン「このストーブ懐かしいな」
徳岡「うん。じゃ次」


「デパペペ徳岡慶也の“秋を感じれる1枚の写真”」
柿を中央に据えた風景写真です。


徳岡「これ」
ヴィン「これ徳ちゃんとったの? すごいじゃん」
徳岡「これ僕とったんですよ」
ヴィン「うまいじゃん」
徳岡「これどうですか?」
ヴィン「うまい」
徳岡「ただ単に、秋冬っていうか、僕の力を見てもらえるかと」
三浦「うははははは」
ヴィン「いや、これはいい写真だ」
徳岡「いいですよね?」
優ちゃん「柿がすごいクローズアップされてる」
徳岡「柿もあるけど、この枯れ葉が落ちてない。すごいでしょ、後ろのボケぐあい」
優ちゃん「ボケぐあいもいいですね」
ヴィン「プロっぽいよこれ」
徳岡「プロっぽいですね」
三浦「ちょっとほんまに嬉しそう、ちょっとー」
ヴィン「すごいすごい」
優ちゃん「へえ、普通のデジカメですか?」
徳岡「いや、これは一眼レフですね」
ヴィン「でた! 一眼レフね」
徳岡「一眼レフで、撮ってきましたね」
ヴィン「一眼レフかあ。はいはいはいはい」
徳岡「柿です」
ヴィン「はい」
徳岡「じゃあ続いて」


「デパペペ徳岡慶也の“秋を感じれる1枚の写真”」
道路脇、焦げ茶色の建物がうつっています。看板らしきところに、大きく白い文字で“コーヒー・キムチチャーハン”と書いてあります。


優ちゃん「ええっ、あ、びっくりした」
徳岡「これは、どう思います?」
優ちゃん「コーヒー・キムチチャーハンっていうチャーハンかと思いました」
三浦「それスゴイ味ですね」
徳岡「ハハハハハ。違いますね」
三浦「それ絶対違いますね」
徳岡「これ、長野に行く、ライブに行く道の途中にあったお店なんですけど」
ヴィン「ドライブイン的な?」
徳岡「いや、たぶんね、喫茶店やと思うんですけど、どの、なんの店なんかも僕もわからなくて、ちょっとまあVOW的要素もあるかなと思って」
ヴィン「ナルホドね」
徳岡「思って、撮ってみたんですが」
ヴィン「VOW的要素、いいな。これ、みうらじゅんさんとか大喜びですよ、うん」
徳岡「なにを思ってコーヒーとキムチチャーハンを」
ヴィン「くっつけちゃったのかなと」
徳岡「そう、くっつけちゃったんだろうと。この人のね、まあね?」
ヴィン「よっぽどおいしいんだろうね、キムチチャーハンがね」
優ちゃん「ねえ」
徳岡「それ以外は、コーヒーでよかったんですかね?」
ヴィン「うん、そうだね、なかぐろも微妙だもんね。コーヒーと、とかならいいけど。コーヒー・キムチチャーハンていう」
優ちゃん「お店の名前は一切わからない」
徳岡「まあよっぽどたぶん、キムチチャーハンに自信がある喫茶店なのかなと」
ヴィン「あってね。はい」
徳岡「はい、撮ってきました」
ヴィン「はいはいはい。いやいやいや素晴らしい出来映え。なんかこう、秋ももちろん感じられるんだけど、デパペペちゃんの最近起こってることもなんか身近に感じられるような。いろんなものを身近に感じれた写真だったです」
徳岡「よかったです」
ヴィン「いやいやいや。そんなわけでございまして……優ちゃん今日はこのへんでいいかな?」
優ちゃん「はい(きっぱり)」
みんな笑ってしまい。
優ちゃん「うふふふふ」
二人「ハハハハハ」
ヴィン「じゃあまた明日ひとつ、よろしくお願いします」
二人「お願いしまーす」



以上。
徳岡さん、一眼レフがそんなに自慢なんやね……それで三浦さん撮って「可愛い」って力説してたりしてるのか、もしかして?
韓国のファンの人が「喧嘩にならない」で拍手大喝采するのは、別なニュアンスかぎとってるからですよ(笑)



拍手ありがとうございました。
実はここのとこ体調を崩していて(風邪?過労?)、ちょっと泣きそうだったりしています。