世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

オンガクのDNA


●二人の「FLOW」の演奏で、はじまりはじまり。


パーカッション(前田さんでいいのかな?)の応援つき。
三浦さんは銀色のシャツ、チェックの入った赤いネクタイ、前が今、後ろが紫がかったベスト、黒のパンツ、赤茶色の靴。頭はモヒカン。右薬指指輪。ギターは恐竜スペシャルにチューナーつき。
徳岡さんは胸にCARDIFEと青い文字で入ったグレーのパーカー(襟からペンダントこぼれてます)にジーンズに黒の靴。徳岡さんのギターはTakamineのカッタウェイ。


●最初の挨拶


演奏後、三浦さんの「ハイどーも、DEPAPEPEです、よろしくお願いしまーす」でスタート。
今月のメールテーマは「コレって大事!!!ネタ」だそうで、二人も話題をふられます。
三浦「(手をあげて)じゃあ、僕からいいですか。これって大事ってちゅーのがね、最近やっとわかったんですけど。挨拶なんですよね。ま、もちろん、その、おはようございます、とかね、こんにちは、ってゆう挨拶もあるんですけど、僕、最初にね、でてくる時、ハイどーも、っていうんですよ。これね、かなり僕の中で大事だって知ったのは、あるライブでちょっとかっこつけようってことになって。最初にはいどーもってつったらカッコ悪いやろっていうことで、(低い声で)“どうも、デパペペです”ってゆったら、どうもスイッチはいらんで、のりきれんまま終わってしまった。ハイどーも、っていうのはこう、大事なんやなとようわかりました」
徳岡「僕は。相方です(ニッコリ)」
三浦「(徳岡さんに見られて)お。いや。あ、ありがとうございます」
変な空気、流れてる!と、ひやかされる二人(笑)
ラブラブですね(笑)


●恒例、一発芸のコーナー。


三浦「真剣に真剣白刃どりします」
向かい合って膝をつく二人。
徳岡「セイヤッ(手刀を振り下ろす)」
三浦「ハッ(あとから手をあげたので、受け止めそこねてモヒカンに手刀が)」


真剣にっていうけど、徳岡さん笑っちゃってましたよ↑
今回は三浦さんのイッキじゃなくてよかった(笑)



●ゲストコーナー。


藤田「さあゲストお迎えしましょう、デパペペ!」
三浦「ハイどーもデパペペです。お久しぶりです」
藤田「ええと、一年半ぶりぐらいですね」
徳岡「かなり久しぶり、DNAにはね、よく出させていただいてたんですけど」
遠近「しばらくあってなかったんで寂しかったですよー。でも、どうしてたんですか?」
三浦「えっとね、前回来たのはやっぱ2007年で。2008年はあの、一ヶ月ぐらいね、お休みもらったりとか、あとね、ずーっと制作活動してて、あんまりライブとかもしなかったんですよ。でね、あの、そのお休みもらってた時に、ほんと個人的な話なんですけど、僕はじめて、自力で海外旅行いってきました」
藤田「自力で。観光?」
三浦「観光なんですけど、行った場所がアメリカのニューオリンズっていうところで」
藤田「また、音楽好きにはね、たまらない場所だよね」
三浦「もちろんギター持っていったんですけど。まあ、行くキッカケになったのが、パパ・グロウズ・ファンク、ってその、ニューオリンズで活動しているバンドがいるんですけどね、そのバンドが好きになって、そのバンドのギタリストが、日本人の山岸潤史さんなんです。向こうで、日本人なんですけど、向こうでも住んで活動してて、それで日本人も別にウェルカムで、迎え入れて現地でバンド組めるようなそういう音楽シーンってどんなやろと思っていってみたんですけど、めちゃめちゃいい街でしたね。もう、本気で住もうと思いました。ほんとに」
徳岡「まあ、僕はその間、曲作りをしてて」
三浦「(慌てて)またそんな、え、違いますよ、めっちゃほんまに」
徳岡さん、してやったりと頭をかく。
三浦「徳岡さん、これゴッツ影響力あるんですから」
徳岡「TVKですから」
三浦「TVKですから」
徳岡「DNA」
三浦「勘弁してください」
藤田「そのキャラ固定しちゃいそう。あいつ遊びにいったのに、こっち仕事してんぞ、みたいな。はい、ちゃんと二人して仕事してますよ」
三浦「はーい、仕事してまーす」
藤田「えー、CDデビュー5周年記念シングル“KATANA”4/22発売ってことで。この“KATANA”って曲もそうだし、タイトルもそうだし、またビデオクリップごらんいただいて、雰囲気もそうだし、聴けばイチオシで、もう、カッコイーイ」
遠近「わ、ってかんじですね」
徳岡「そうですね、やっぱ、いつもの僕たちの爽やかさよりかは、ちょっと男っぽさを出そうかということで、チャレンジしてみました」
遠近「SOUL'd OUTのDiggy-MO’さん、フィーチャリングで。このPVでもね、ちらっとこう。どういったいきさつで、一緒にやることになったんですか」
三浦「元々このKATANAっていうのは、Diggyさん入ってないバージョンの曲をつくったんですけど、まあせっかく5周年記念シングルやし、面白いことをしようと思って、コラボレーションがいいんじゃないかって最初、あがったんですよね。で、僕らインストで歌わへんから、こうコラボレーションゆったら歌の人とやるとイメージしやすいかな、でもふつうに歌だけや面白くないからラップってどうやろって。アコギとラップって、普段あんま、あいそうじゃないじゃないですか。でも、あの、Diggyさんのそのラップって、すごい細かいフレーズがいっぱいあって、パーカッシブなんですよね。だからすごい、今回の楽曲のアコースティックギターのパーカッションとマッチングがよくて。しかもその、KATANAつくったとき、男っぽさをそういうのをイメージしてたんで、Diggyさんはすごい男っぽい役できるから、すごいそういうので、かなりカッコイイんじゃないか……僕ばっかりしゃべってますね」
徳岡「僕も、ちょっと。だって、三浦くんがニューオリンズいってる間に、僕が作ったんですよ。やったら僕に、やったら僕に、もうちょい言わせてくれるかと」
三浦「びっくりしますわ、それほんま」
徳岡「僕ね、最近親に、なんでおまえはしゃべらんのやっていわれるんですよ」
三浦「いやいやいやいやいやいや」
藤田「このかけあい、やっぱいいねー。なんか見ていたくなっちゃったりするね」
遠近「きいちゃったもん。どう返すんだろうって」
藤田「でもあれね、いわゆるその、デパペペバージョンじゃないけど、一曲めと二曲目で、この違いと、Diggy-MO’のラップの入ることによる、この、化学反応みたいなものがばっちり聴けるんで、ききくらべてほしいですね。パーカッシブってゆってラップを聴くって、さすがミュージシャンですな」
三浦「(笑顔)ありがとうございます」
藤田「だってほら、ラップっていろんな要素があるので、メッセージできく人もいれば、もしかして今だったらメロディーできく人もたまにはいて、パーカッシブの要素をもってるから選ぶって、カッコいいですね」
遠近「武士っぽくて侍っぽくてかっこいいですよね。ぜひ」
藤田「で、あの、デパペペといえば、この時期といえば、楽しみでしょうがないと思ってる方がたくさんいらっしゃると思います、野音ですよ」
遠近「今年はダブル野音ワンマン」
藤田「5/2大阪城野外音楽堂。5/6日比谷野外音楽堂と。野音野音ですね。Merry 5 round」
徳岡「Merry 5 round」
遠近「毎年毎年ね、なにかしら企画でネタをつくってやってらっしゃるじゃないですか、野音で。去年、DNAのニュースのところでも流させてもらったんですけど、去年は空撮でこいのぼりパネルやったんですけど。今年は、なんか考えてるんですか、新しいこと?」
三浦「今年はですね、sakusakuとですね、共同企画になってるんですけれども、僕たちのSTARTって曲があって、そのSTARTを、お客さんみんなと一緒に演奏しようと。そういうね、ギター大合唱みたいな。大演奏か、合奏みたいなこと。ただ、ほんとにみんなでしようというと、お客さん全員でするととんでもないことになるのでオーディションしたんですよね、それはsakusakuでやらしてもらったりしたんですけど。これ以上は、徳岡さんにしゃべってもらって」
遠近「ああ、そうですね」 
藤田「そこわきまえたね、今ね」
三浦「そんな空気がでてきた」
徳岡「すっかり忘れてました、きいてました」
遠近「最終的にはどれぐらいの人たちがステージにあがれるんですか」
徳岡「(三浦さんの方をむいて)どれぐらいやったっけ」
三浦「にじゅう……」
遠近「ちょっと、せっかく、ふられたのに!」
徳岡「ええと、25人ぐらいかな、で、一緒に。ステージで演奏しようということで」
藤田「25人ぐらいがギターもって日比谷野音、ステージけっこう大きいけど圧巻だよね、それでも」
徳岡「だからね、どう座ろうかなって、すごい今考えてるんですよ。ステージに」
藤田「オーケストラをバックにとかね、たまによくすごいアレンジでやったりするのはみるけど全員アコギ、すごい」
遠近「上手な人を選んだの?」
徳岡「いや、そういうわけでもなくて、ほんとにコードバッキングしかできない人とか、メロディーしか弾かない人とか、差はぜんぜんあるんですけど。クラッシックギター(立てるしぐさ)こうやって弾くそういう男の子とかそういう子もいたりして。ほんとにちっさい子とか」
三浦「そうなんですよ、僕らよりうまいんで、みんな同じぐらい」
徳岡「びっくりしますよ」
三浦「わきまえてるなと。おにいちゃんたちより目立ったらあかんからと」
藤田「それは音の細かいニュアンスというより、すごい楽しそうですね。迫力と、みんながやってる感じが」
遠近「それはみんな、どうしてるんですか、それぞれ練習してるんですかね」
藤田「個人練習」
徳岡「たぶんやってて、もうすぐ野音直前なんですけど、に、いっしょに合同演奏して」
藤田「じゃあ、みにくる人はエアーでやってもらってね。エアーで参加してもらってね。みんなこうなってる感じで。うわ楽しそう」
徳岡「今回はそれが企画ですね。いつもは三浦くんがラップやって、ミウラップっていうのやったり、ちょっと企画としてはどうかな、と思ってたんですけど、今度はかなりいいんじゃないですかね」
藤田「やっぱこう、デパペペの場合は、みんなも楽しめるっていう感覚がね、企画だとあるんで。いや、思い出になりますわな」
遠近「よく考えますわ」
三浦「いつネタがつきるかと、ドキドキしながらね」
藤田「だってツアーやればツアーやるで、いろいろ考えるわけじゃない」
徳岡「そうですね、考えてますね(三浦さんをさす)」
三浦「いろいろと。まだいえませんけど、企画してます」
徳岡「相当びっくりしますよ」
藤田「うわ、楽しみ。まずは野音で堪能してもらって、先は先で。今日はですね、パフォーマンスをみなさん、楽しみにしてたと思うので。スタンバイの方お願いします」



●「KATANA」演奏。


パーカス+ベースつき(後ろにたってるのはええと、紺野さん?)
演奏の最後に、二人がさっと踊りおえたように互いへ手を投げ出して(ごっつんこでなく)。
ほんとにこれ、徳岡さん好みのスパニッシュですね。


●しめくくり


もう一組のゲスト、BLACK ROOMが、もしノルウェーに遊びにきたらスキーができるよ、という話をふったところで、「スキーができる人手をあげて」というところで、三浦さん、ためらいがちに手を挙げてましたね(徳岡さん、迷わず手をあげたということは、かなり滑れるのか)。


以上。