世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

sakusaku、屋根の上三日目。


三原「どうもー!」
ヴィン「どうもじゃねえだろ(ツッこむ)。誰なんだよ、漫才じゃないんだよ」
三原「もう一回いきましょう。今週のゲストは、DEPAPEPEのお二人でーす」
三浦「ハイどーもデパペペです、よろしくお願いしまーす(手を前につきだしてアピール)」

DEPAPEPE
(デパペペ)
神戸出身のインスト・ギター・デュオ

ヴィン「いやまあねえ、我々は、昨日は恐竜の話を切々と語ってくれまして」
三原「はい」

三浦拓也    徳岡慶也
(みうらたくや)(とくおかよしなり)

ヴィン「まあ、それぞれね、やっぱりこうひとつ、拓ちゃんだったら恐竜、徳ちゃんだったら釣りとかね、俺だったらこう、戦国時代とか。三原先生はなんかあるんですかね、そういうの」
三原「なんですかねー?」
ヴィン「我々と、たとえば、飲み屋で語って負けないぐらいのネタあんの? 大丈夫ですか。そうとう語ってるよ、我々」
三原「そうですね、ほんとに。ファッションか、寝ることですね」
ヴィン「は? ちょっと待て、ファッションはともかく、寝ることを語るの? ききたくねーし。そんなの」
三浦「ハハハ」
三原「でもね、結構深いんですよ」
ヴィン「たとえばなに、たとえば」
三原「私、病気かなと思うぐらい、眠いんですよ」
ヴィン「ハハハハ。いきなりのカミングアウトかよ。あ、でもこの展開はうまいな」
三原「でしょ?」
三浦「衝撃を」
三原「導入」
ヴィン「まず最初に衝撃をあたえて、ファースト・インパクト系ですよね」
徳岡「今のでビール一本ぐらいは(壜をもちあげる仕草)」
ヴィン「すみません、生!みたいな感じになっちゃうぐらい」
三浦「すごいすごい」
三原「解説イイから!」
ヴィン「へえ、そうなんですか」
三原「ききます、続き?」
ヴィン「確かに10秒ぐらいで眠りますよ」
三原「でしょ、ちょっと悩むぐらい、眠いんですよ」
ヴィン「そう考えるとあれだね、拓ちゃんの恐竜がほら、メイって、寝てたって」
三浦「あ、ほんまや」
三原「そうなんですよね」
ヴィン「どういうポーズでしたっけ」
三浦「こういう感じで(可愛いポーズをとる)」
ヴィン「あたってるね。すげえ」
三原「思いましたもん」


ヴィン「うん。ま、そんなわけでございまして。なんとですね、デパちゃんの二人は韓国で、ヘビーメタルのイベントに参加してきたっていう。これ、いきさつはどうゆう?」
三浦「これはですね、あのー、僕たち、そのメタルフェスにでたので三回目の韓国のライブやったんですけど」
ヴィン「韓国ってメタル、さかんなんだよね」
三浦「なんかね、すごくて。そもそもは、最初に一回、あの、メタルじゃないフェスに一回でて、それであの、すごい、自分たち的にもまあ韓国のお客さんたちとふれあえて、で、その次にワンマンライブしにいったんですよ。その流れで、じゃあ、また、韓国のイベンターの人に気にいってもらったんで、出てくださいっていわれたのが、メタルフェスやったんですよ」
ヴィン「イベンターも考えろっていうね」
三浦「僕らのどこをみたんやろ?」
徳岡「日本からよばれたのが、デパペペとラウドネスやったんすよ」
ヴィン「うはははは、すげえ」
徳岡「へへ」

韓国のヘビーメタル
フェスに出演しました。

(鎖で飾られているステージに、二人が着席している写真がうつります)


ヴィン「うぉーお、鎖?」
三浦「僕、やっと夢がかなったんですよ、鎖があるステージに立てたっていう」
ヴィン「なにこれ、すげえ」
三原「夢だったんですか」
徳岡「よくみてもらえたら、僕がギター弾いてる姿が、これリハーサルの時なんですけど、後ろの方の真ん中に、人が居るのわかります? あれが、パーカッションなんすよ。どんだけ離れてんのやっていう」
ヴィン「メタルだからね」
徳岡「メタルやから」


もっと近づいた写真で、パーカッションとの距離感がさらにはっきりします。


ヴィン「ウハハハハハハ」
徳岡「これ、すごいでしょ?」 
ヴィン「面白い面白い」
徳岡「日本でもこんなステージなかなかないんすけど、みんな、ドラムセットとかはあそこに組むんですね、メタルバンドは」
ヴィン「そっかそっかそっかそっか、音でかいからね」
徳岡「アコギで、あれをやられると、さすがにこれ演奏できないと」
三浦「まったく使わんギターアンプの壁が逆に邪魔になってる」


ロックフェスの看板の写真がうつります。


ヴィン「すごいなー、メタリックだね」
徳岡「メタリックでしょ」
三浦「韓国ロックフェスっていう
三原「えー、聴きたいなー」
ヴィン「ここでデパペペの曲をやったんですよね」
徳岡「そうですね」
ヴィン「お客さんってどういう反応するんですか、うぇー!みたいな?」
徳岡「僕らいい経験させてもらったし、よんでもらって、ありがたかったんですけど。このステージとまた別に、もう一個あったんですよ。ほんでね、同時進行でやってたんですよ、音。その僕らと、ヘビメタバンドが一緒にやってたんで、まったく聞こえない」
ヴィン「ハハハハハハ、なるほど」
徳岡「僕はじめて、バラードを、自分の音の単音だけで、モニターの単音だけで弾きました」
ヴィン「全く聞こえないから、へー」
徳岡「もう三浦の弾いてる音がきこえなくて。でも、僕らのバラードが、韓国では一応ちょっと知ってもらえてるんで、やらなあかんということになって。まったく聞こえてなかったですね」
ヴィン「お客さんは、もっときこえなかったんじゃないの、じゃあ?」
徳岡「たぶん聞こえてなかったですね。外に」
村井マネ「(画面外から)外はある程度」

※ムライさん…デパペペのマネージャー

ヴィン「(囁きを真似る)ある程度、ある程度」
三原「村井さーん!」
三浦「ある程度やアカンと思う、ちゃんと聞こえてないとね。ある程度じゃだめ」
ヴィン「まあまあ、まあね」
三浦「韓国の人はものすごい、その、ギタリストとかでも、そのコピーしてる人でも、めちゃめちゃ技術があるから、すごい有名な人とかいますよね? なんか、そういう意味では刺激的な出会いは多かったんですが、なんせ僕らの音が届かないっていう」
三原「ある程度しか」
三浦「ある程度しか届いてなかったっていう」
徳岡「なんで呼ばれたか不思議ですね。まず、まずそこに疑問が」
ヴィン「すげーなー」
三浦「あの、ちょっと写ってなかったんすけど、なんていうんですか、両サイドスピーカーの前にこういう像が(両方の手の人差し指と中指を立てた像)、たってましたけどね。ちょっと震えましたけどね、僕は」

DEPAPEPEデビュー五周年記念・3ヶ月連続“着アコギ”配信シングル
「Hello」配信中「ONE」配信中「Wind on the coastline」8月18日配信
詳細はHPへ www.sonymusic.co.jp/Music/Info/depapepe/

ヴィン「クール。韓国ヤバイね。今そんなベタなこと、なかなかないもんね」
三浦「やっとここまでこれたっていうか」
ヴィン「ね、そういった感じでございまして、今日のところはじゃあね、このへんにいたしまして、明日もひとつ、よろしくお願いします」
三原「よろしくお願いしまーす」


「ONE」をBGMに、全員でペコリでおしまい。