世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

『コミカプ』完結


一巻の帯の煽り文句どおり、幼なじみの男女で「カップまんが道」な四コマ漫画です。



男の方はクールで大人っぽいけど、実は意固地で天然系(F?)、ヒロインの方は喜怒哀楽が激しいけれど、いざという時はどっしりと腹がくくれて、自分の才能できりぬけていける系(A?)なとりあわせ。
四コマなので、シリアスな流れでもツッコむ場面があって、思わず吹きます(笑)
二巻も面白かった。
というか、二巻の方が面白かった。
「漫画家の幸せって、人それぞれだからねー」って台詞がでてくるんですが、それは表現する人すべてにいえることだよなあ、と。
当たり前のことなんですが、作者の本音でもあるんだろうなあと。
言葉に重みを感じました。
なにしろ、いまの日本に漫画家は五万人ぐらいいるそうですから。大変だー、そりゃ。


あと、カバーは、読み終わってからはずした方がいいかと。
ネタバレとはいいませんが、「表1、何が描いてあるのかな……ギャッ!」でした(いや、エロとかグロでなく、この絵は最終回のラスト2ページのところにいれるべきものだよねっていうだけの話です)。