世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

メドがついたら辞めますといってる首相を


こんなにも急いで降ろそうとしているのは、管さんが「送発電の分離検討」発言をしたからですよね。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110519k0000m010085000c.html


“「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」の面々が不信任案の主導者たちと一致”なんてあえていわれなくとも、わかりますとも。
原発利権でうまい汁吸ってる人たちは、分離なんかされちゃったらたまらん、と必死なわけですよね。「脱原発だなんてとんでもない、もっとつくれ」とか、福島の事故が収束するのに最低でもあと半年以上かかろうという時に、ありえない、と私は思うわけですが。
東京だって放射性物質で汚染され、汚染水・汚泥・汚染土壌・食物問題がなにひとつ解決していない今、汚染は広がっていくだけなのに。汚染水放出で、すでに海への影響は何年・何十年と見守っていかなきゃならない状態だっていうのに。


私は、管さんにずっと首相をやっていて欲しいと思っているわけではありません。
が、福島同様の危険性がある浜岡原発をとめてくれたことは評価してますし(地震で爆発しちゃうとかありえない設計だと思うんですが、四十年以上前の技術のレベルってそんなものだったんでしょうかね? まあその頃の技術者の人ももう現場にいないのでしょうから、修理・管理もつぎはぎだらけの状態だったんでしょうけども)、「送発電の分離検討」発言については「現実にできたら、管さんは英雄だなあ」と思っていたので、ほんとうに残念でなりません。


お金さえ儲かれば、どれだけ人が死んでもいいのか……でも、その死ぬ人の中に、自分も入ってるっていうことがわからないっていうのは、どういうことなんでしょうね……いざという時に自分だけ逃げられるってものじゃ、ないでしょう……世界規模の話になるんだよ……。