世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

わりと評判もよいので


地元でも上映しているので、レディースデーの夜に、妹と二人でみにいってきました。
原作読んでるので、あるていど流れがわかっててみているわけですが、まあ、期待どおりの面白さというか。


二人でみていて気になったこと。


1)秀吉の入浴シーン。三成は混浴をすぱっと断るのですが、大谷さんは誘われもしないうちに、とっとと服を脱いでお風呂に入っちゃった。いいのですか、ソレ(笑) 原作ではもちろん「入れ」といわれています。たぶん、三成のことが心配で、密談したくてすかさず秀吉に近づいたんだと思いますが。というか映画、秀吉が三成パパで、大谷さんがママだね……そういうポジションなんだね……。


2)旗や家紋や服の模様でつい笑ってしまうのですが、石田軍の陣幕に「石」ってかいてあるところがあった……わかりやすいかもしれませんけど……それは……どうなの。あと、大谷さんの家紋は、あの時点ではたぶんまだ、つがい蝶ではなかったんじゃないかな。


3)成宮演じる坂巻の初陣のシーンと、ラストにつながる告白シーンが、バッサリきられてました……見せ場なので、ちょっと可哀相かな。いや、成宮寛貴はもう30歳だもんね……戦が未経験という役にしては、トウがたちすぎなんだよね……。乗馬はほぼ佐藤浩市の担当で、さすがサマになっててかっこよかったですよ。


予想してましたが、野村萬斎は最初から最後まで策士でした。家老の長子という設定ですが、正直、家老そのものの貫禄。彼がお館様でもなんら問題ない。ひょうきんさで誤魔化していますが、あの人をみて「でくのぼう!」と笑うほど愚かな子どもは、この世にはおらぬですよ……田楽振り付け&指導はご本人だそうです。本職だもんね。そりゃそうよね。


あと、公開が一年延期された理由が、水攻めのシーンにおける洪水描写だったわけですが、たしかにあれは、津波にトラウマをもってて、未だに忘れられない人には、ちょっとみるのをおすすめしません。3回ぐらいありますし。


拍手ありがとうございました♪