世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

近所に気のきいたお店がなくて


髪を切ってくれるお店はいろいろあるのですが、どれも高齢者向けというか……なので、数年前から新しくできた、安いカットハウスに通っています。
ここのお店、店主は男性で、ずっと変わらない。彼は技術もあって手早い。二号店ができたとのことなので、たぶんけっこう繁盛しています。


が。


私はいつも、店主以外のお姉さんたちに切ってもらっています。


なぜか。


それは、お姉さん達は、乙女心を理解しているからです。


だって、何歳になっても、老けて見られるような切られ方はしたくないわけですよ。
そこらへん、どのお姉さんたちも理解してくれていて、「こういうところにいくんで、ここらへんで丁度良くなるようにしてください」とお願いすれば、それなりに若く見えるように、工夫してハサミをいれてくれるわけです。


しかし、店主のお兄さんは、オバサンの髪はオバサンの髪として切ってしまう。
私はショートなんで、ちょっとしたことで、だいぶ印象がかわってしまいますので。


なので、技術があっても店主を回避してしまうのです。


ええっと、「可愛く切ってください」っていえばいいんじゃね、ってツッコミはなしでお願いします。
この年でそれをいうのは結構、勇気がいるのよ?