世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

一晩明けたら真央ちゃんの話題ばっかりだ


鈴木明子の最後のオリンピックだったんですから、ちょっとぐらい、触れていただけないでしょうかね。
彼女は、フィギュアスケートを見る楽しさを思い出させてくれる、貴重な選手でした。
ソチで見られてよかったですよ。
完調じゃなかったにもかかわらず、今回も入賞、おめでとうございます。



ところで。
ショートが終わった日、ネット上、だいぶ、ゴタゴタしておりましたね。
某選手は審査員を買収しているとかのあたりは、正直、うんざりでした。
なので、きちんと情報を検討して、偏らない評価をしている人を見ると、少し、ほっとしましたよ↓
http://togetter.com/li/632390(まとめ「キム・ヨナ選手の高得点はおかしい」はおかしい)



プルシェンコが、母国のために、痛む腰を抱えたまま滑ったこと。
羽生結弦が、震災後、いろんなものを背負って金メダルをとったこと。
それをけなす人がいますか?
キム・ヨナだって、本当は引退するはずだったのに、今回も出てきたのです。
「彼女の演技が守りに入っていてつまらない、好きじゃない」という意見はわかりますが、安定した滑りをみせている彼女を、国籍だけで、よってたかって誹謗中傷するのは、「ちょっと待ってよ、落ち着こうよ」と思います。


さっきも書きましたが、私は別に、キム・ヨナファンではないです。
鈴木明子が好きです。
私はあんまりスポーツが好きじゃないですし、フィギュアスケートも、興味ある選手しか見ないレベルの、正直「にわか」ですけれども。


でも、たとえば、「日本国籍の審査員がいたから、羽生は金メダルがとれた」なんていう人がいたら、私、怒りますよ……?



ところで、プルは死ぬ気ですか?

http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2014/skate/20140219-OYT1T00247.htm?from=tw


 プルシェンコ引退撤回?「10回手術してでも」


 フィギュアスケート男子を演技直前に棄権し、引退を示唆していたエフゲニー・プルシェンコ(31)(ロシア)が18日、4年後の平昌(ピョンチャン)五輪に挑戦する可能性に言及した。

 ロイター通信によると、プルシェンコはロシアのテレビ番組で「5度目の五輪に出る可能性を除外してはいない。必要ならば、あと10回手術してでも……」などと語ったという。

 ソチ五輪で母国の団体金メダル獲得に貢献したプルシェンコだが、個人種目の前に古傷の腰の状態が悪化。出場を断念した際、「こんな形で競技人生に幕を引きたくなかった。でももうやめておけ、という啓示なんだろう」などと語っていた。
(2014年2月19日11時06分 読売新聞)


いのち大事に!
もう十年以上、身体壊してあちこちアレしてるんだから、納得いってないんだろうけど、無理しないで、新たなスケート人生を送って欲しいと思います。
椎間板に入ってたボルトが折れてたっていう噂ですし、手術はしなきゃいけないでしょうが、ほんと、死んだら元も子もない。
ソビエトシステムの最後の生き残りの意地は、別な形で、見たいです。


ところで、羽生君のコメントが素敵だったので、ちょっと、はっておきます。

http://www.joc.or.jp/games/olympic/sochi/news/detail.html?id=5115


個人戦に向けていい収穫になった団体戦


――お客さんの雰囲気はどうでしたか? 団体戦の時は雰囲気が独特でしたね。


 そうですね。でも実は僕、「ロシア」コールじゃなくて自分のコールだと思っていて、すっごくうれしかったんですよ(笑)。(リンクに)入る前からコールされて、こんなに気持ちいいことはないと。


――自分でそう思うようにしたのではなくて、勘違いだったのですか?


 完全に勘違いです(笑)。緊張していて、自分の演技が始まる前の1分間でも「絶対に俺のコールだろ」と思って、すごくうれしくて。それでいい演技ができて、帰って(映像を)見直したら、どうしても「ロシア」にしか聞こえないから、「あれ、おかしいな」と(笑)。そのとき初めて気づきました。


あの団体戦は、ほんとに素敵な滑りでした。
いい選手だと思います。
あらゆる意味で、天才ですよね。
ぜんそくだったなんて、知りませんでした。
それで、あの滑りができるなんて……!


あとはエキシビションですね。
ぜんぶ見られるかどうかわかりませんが、楽しみです。

【速報】浅田真央選手 エキシビジョン招待決定! 羽生・高橋・町田とともにソチを彩る!


http://matome.naver.jp/odai/2139296155215470701


EX時間


1:30-OP 1:43-リプ 1:52-町田 2:02-浅田 2:12-テン 2:21-コストナー 2:31-高橋 2:53-OP2nd 2:56-ラジ子 2:59-ゴールド 3:10-ハビ 3:16-ヨナ 3:25-チャン 3:43-羽生 3:53-スピーチ,最後


めったにないレベルの試合を楽しめる季節なんですから(浅田真央は確かにがんばりましたが、女子フィギュアフリーは、どの選手も、ほんとうに素晴らしかったと思います)、悪口で盛り上がるの、もったいないと思いますよ?



●追記


やっぱり棄権は、妥当な判断だったんですね……。

http://sochi.headlines.yahoo.co.jp/sochi/hl?a=20140222-00000580-san-spo


 棄権の皇帝プルシェンコ、人工椎間板支えるボルト破損 3月手術へ


【ソチ=佐々木正明】ソチ五輪フィギュアスケート男子で故障のため途中棄権したロシア代表のエフゲニー・プルシェンコ(31)について、診断の結果、背中に入れていた人工椎間板を支えるボルトが折れていたことがわかった。


 22日、露国営テレビ・第1チャンネルが伝えた。度重なるジャンプの練習の衝撃で破損したとみられる。3月、プルシェンコは主治医のいるイスラエルで手術を行うという。

 昨年、腰痛を治癒して現役を続行するため、プルシェンコは背中に人工椎間板を埋め込む手術を行った。今回のソチ五輪では国別団体戦に出場し、ロシアチームを金メダルに導いた。しかし、個人戦前日の練習中に転倒。「着氷したとき、右足の感触がなかった」といい、競技を棄権した。

 診断の結果、人工椎間板を支える4本のボルトのうち1本が折れており、主治医は「もし競技を続けていれば、ボルトが脊髄を損傷する恐れがあった」と危険な状態にあったことを明らかにした。