世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

5月の打ち合わせに行ってきました。


3月9日午後、『幻視コレクション』第二弾の方向性について話し合うランチミーティングが、新宿で行われました。


『幻視コレクション』
今年5月の文学フリマ発行予定。責任編集:秋山真琴さん
私(鳴原)以外の豪華執筆陣は、泉由良さん、倉田タカシさん、水池亘さん、渡邊利道さんの予定。
詳細は↓


http://gencolle.jimdo.com/



当日は、紀伊國屋書店本店前で、待ち合わせ。
主宰の秋山真琴さんは、前日土曜も朗読イベント(モジノオト http://d.hatena.ne.jp/sinden/20140310 )に参加されており、大変お疲れで、フラフラなご様子。
泉さんは欠席、当初は参加予定だった倉田さん、渡邊さんは、諸事情でこられず。
すでに初稿を脱稿している水池さんと、まだ冒頭しか書けていない(遅い!)私と、秋山さんの三人で、まずは紀伊國屋を物色。お二人の読書量に感動しつつ、店内をブラブラ。
その後、時間がきたので秋山さん予約済みの、某イタリアンレストランへ移動。


二人とも、さすがスマホ時代の申し子。お店の入っているビルの、ほぼ目の前で、地図を再確認しています。
目印がいくつもある、わりとわかりやすい立地で、事前に、店名から場所を調べていた私(遅刻したり、はぐれたりするといけないので)。
「このビルの地下ですよー」というと、「さすが、なりはらさん」(いやそれ、違うと思うな)。
そして、エレベーターがあっても、ヘトヘトなのに、迷わず階段を降りていくお二人の若さよ(二回りぐらいの年齢差がありましてね……)。


カジュアルなイタリアンで、リーズナブルなランチの設定があるものの、中身の詳細な説明はありません(訊かないと、何がでてくるのか教えてくれません)。飲み物はドリンクバー形式であったり(ファミレスじゃないのに)、トイレは外にあってコイン制(店内にあるコインをもっていかないと入れないという、防犯性の高いトイレ)であったり、いろいろな意味で初体験です。
食事の内容は、お値段に見合ったものでした(大盛りが無料だったりも)。
ただ、なぜかメニューの最後にわざわざ「グリーンサラダ」と書いてあるのが、また不思議。最後のメイン料理のつけあわせのことだと思うのですが、ほんとに、ただの葉っぱ類なので……秋山さんの頼んだ、野菜スープの前菜が、美味しそうでした。


私「ところで秋山さん、どうしてこのお店を選ばれたんですか?(明らかに初めてそうなので)」
秋山「予約しようと思ってたカフェが、お昼の予約をとらせてくれなくて。ここは、フィーリングで……」


びっくりしましたが、お仕事の関係などで、新宿はお詳しいそうなので、それならできるワザな気もしますね。


事前に秋山さんから、すでに初稿のできあがっている作品、冒頭まで書けている作品の呈示があったため、現時点で送られてきているプロットなども含めて、それらを元に大まかな全体像の共有をします。また、造本の相談、今後の予定などを交えて、3時間近く話すことに。
食べ物の話で、盛り上がっていたような気もしますが(あれっ)。


水池「秋山さんと鳴原さんは、今まで何回ぐらいお会いしたことがあるんですか?」
私「リアルでは、3〜4回でしたっけ?」
秋山「もう、10回以上です……某アンソロジーの頃あたりからお邪魔してますから、2000年代の前半からですよ」
私「うわあ、申し訳ない。っていうか、そんな若い頃から、同人誌界隈で、いったい何してたんですか(汗)」


ランチタイムも終わり、お店をでなければならなくなりました。


私「この後、皆さん、どうするんでしょう」
秋山「帰ります」
私「私、模索舎に寄るつもりなんで、ここで失礼しますね」
秋山「模索舎ですか? 行ったことないんで、行きたいです」
私「えっ、行ったことないんですか? ここから近いですよ」


というわけで、三人でもう少し歩き、ミニコミ(自主流通出版)・少流通出版物の取り扱い書店「模索舎」さんへ。


模索舎
http://www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/


他では見られない本が売っていたり、小説の資料探しなどにもいいので、オススメしておきました。
「こんな風に同人誌も委託できるので、秋山さんもどうぞ」的な。
お二人とも、興味深そうに店内を見回してらっしゃいましたが、楽しんでもらえたなら何よりです。


というわけで、新宿駅まで戻ってから解散となったのですが、秋山さんの誘導がうまくて、ルミネのFrancfrancで買い物しようと思っていたのを、すっかり忘れてしまったことですよ。



ところで、吉報ー!


大阪方面で、オリジナルの創作を書いている方。
「われこそは!」と思う方は、秋山真琴さんに連絡をとってあげてください。
大阪で行われる文学フリマで発行予定の『幻視コレクション』(第三弾?)の執筆者を、探してらっしゃるそうです。


秋山さん twitter @unjyoukairou
ブログ「雲上四季」 http://d.hatena.ne.jp/sinden/


「ほんとうに面白い物語を提供したい」がコンセプトの合同誌で、実際、第二弾もかなり面白くなりそうですので、関西方面の皆様、名乗りをあげるのであれば、今のうちかと。


私も、がんばらねなあ(2月中に脱稿予定だったのにな……)



ところで、秋山さんのレポートは、こちらです↓
http://d.hatena.ne.jp/sinden/20140312


私、「ハルキが海外受けするのは逆輸入だからです」の後、ハルキのパクり方が、ちょっとだめなんですわーって話を、ここでもしたんだっけなあ(前もしたやんけ!)