世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

キマグレンのオンガク開放区


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今回のゲストはDEPAPEPE


三浦さん、ブルーの縦ストライプシャツに濃紺のスーツ上下。靴下はグレー、黒いバッシュ?
徳岡さん、Platitoと書かれた白いラウンドネック、黒のハーフパンツ、黒い靴。
(村井さんは裏方的な白のシャツと黒ズボン)
ギターは二人ともカッタウェイ。



KUREI「本日のゲストはDEPAPEPEのお二人でございまーす」
三浦「ハイどーもDEPAPEPEです、よろしくお願いします」
徳岡「DEPAPEPEです、よろしくお願いします」
KUREI「お願いします」


♪「Kiss」のPV

DEPAPEPE
2002年徳岡慶也と三浦拓也で結成された、ギターインストユニット。
最近は日本のみならず、韓国、タイ、インドネシア、台湾、シンガポール等で
CDをリリースすると共に、アジア圏でも毎年ライブを行っている。

約2年振りとなる
7枚目のアルバム
「KISS」
発売中


徳岡「いや、そうとう長いですもんね、つきあいというか」
KUREI「つきあいは長いですね。たぶん、音霊はじまって、ほんとにすぐ出ていただいて」
徳岡「もう12年ぐらい前ですか」
三浦「そうですね。音霊以外の時とかも、ずっと、なんか、お世話になってまして」
KUREI「他のイベントでも、お誘いして。で、当然、DEPAPEPEのお二人とはもちろんね、いろいろ話し、しつつ、なによりマネージャーの村井さんとめちゃくちゃ仲良くなるというね」
三浦「(笑)そう、そうですよね。そやそや」
徳岡「僕らより、窓口がそっちやったから」
KUREI「でも、村井さんも、第三のデパペペみたいなもんなんでしょ」
三浦「や−、ね、いつ僕と入れ替わってもおかしくないぐらいの立ち位置で、ではありますけどね」
ISEKI「そんなに」
三浦「もうけっこう来てますよ」
徳岡「僕らのマネージャー、ちょいちょいステージ、出てくるんですよ」
KUREI「出てくる、なんでですか」
徳岡「出てきますね。あのね、なんもしてないんですよ」


控えている村井マネ、うつる。


皆「ハハハハハハ」
三浦「うつってる、うつってる」
徳岡「何にもしてない」
KUREI「徳岡さんが、僕らの3コ上」
徳岡「僕、今年、37なんで」
KUREI&ISEKI「3コ上ですね」
KUREI「で、三浦さんが、僕らの3コ下」
三浦「今年31です」
KUREI「そうだよね、で、村井さんは」
三浦「一緒なんすよ」
KUREI「この情報、要らない」
ISEKI「まあまあ、一応、きいとこ」
三浦「だから、キマグレンのお二人と同じです」
KUREI「タメやね」
ISEKI「タメなんだ」
三浦「ちょうど真ん中です」
徳岡「ちょうど真ん中です」
ISEKI「いつもお世話になっております」
三浦「今日は、めっちゃ(村井さんが)フィーチャーされますね。よかったですね、ほんと」
KUREI「さあ、なんでこんだけ、村井さん話をしたかっていうと、まあ、デパペペのね、結成のきっかけは、僕ら(キマグレン)も音霊きっかけで結成したと同様、チキンジョージ、神戸のライブハウス、をきっかけに結成、したんですよね?」
三浦「はい、そうです。もうね、二人とも、その、神戸のチキンジョージってライブハウスのバイト仲間だったんですね。バイトの先輩・後輩という」
徳岡「そうですね。またここで、あの、出てくるんですけど、村井もバイト仲間なんすよ」
ISEKI「ハハハハ」
KUREI「知ってた、俺(笑)」
ISEKI「そういう流れがあんのね」
徳岡「なんやったら、マネージャー村井の方が三浦より先輩な、バイトとしては」
三浦「そう、あの、正確にいうと、僕のが一ヶ月先なんですけど、年齢的に一応先輩」
ISEKI「わかる」
三浦「だから、こうやるんですよって僕がいって。でも年齢的に先輩ですね」
KUREI&ISEKI「なるほど、なるほどね」
KUREI「で、二人でDEPAPEPEを結成して、こっちに出てくる時に、一緒にでてきたの?」
三浦「一緒に出てきました」
徳岡「村井が、音楽の……村井の話ばっかりしてるな」
ISEKI「この辺にいてもらったら、もう椅子もってきて」
三浦「こんなん初めてなんですよ。自分たちの経歴をしゃべってて、こんなにずっと村井さんの話をずっと」
ISEKI「きってもきれない関係ってことですね」
三浦「あらためていうとそうですね。同じタイミングでインディーズの時からね、一緒にスタッフとしてあって、同じ頃にメジャーデビューして」
徳岡「僕に至っては、チキンジョージやる前のバイトから一緒なんで」
KUREI「あ、そうなんだ、なにやってたんですか」
徳岡「イタメシ屋で、ホールバイトしてたんですよ、二人で。で、村井が面接で入ってくる時に僕、その履歴書見てましたから。そっから、で、僕がかけもちでチキンジョージのバイトやってて、村井がチキンジョージの、音楽興味あるっていうから。そんじゃ、俺ちょっと音楽、真剣にやるから、バイト減らそうと思ってるから、おまえ入りや、っていって。で、音楽業界に興味あるっていうから、じゃ、俺らの手伝う?って。全部オレがレール敷いた(手振りで線路をしく真似)」
ISEKI「すごいね。彼の人生は徳岡さんが変えたといっても過言じゃない」
三浦「(笑)こんだけ村井さんのプロフィールを語ったことが、なかなかないから」
KUREI「イタメシ屋から」
三浦「僕よりも、徳岡さんにとっては、村井さんの方がつきあい長いんですよね」
徳岡「長いすね」
三浦「僕はチキンジョージに入ってからだから。だから、僕がさっき、冒頭の話に戻りますけど、いつ僕と入れ替わってもおかしくないんですよ」
ISEKI「なるほどね」
三浦「チーム的には。っていうパワーバランスですよね。ふふはは」
ISEKI「なるほどね」


KUREI「ということで、ですね、そろそろ、じゃ、アンケートに行きたいかなと思っております。えと、まずは三浦さんから。音楽に出会ってなければ、今頃なにをしていたと思いますか。と。恐竜学者」
三浦「そうですね。もう、恐竜がめちゃめちゃ好きなんですね。もともとはその、大学とか、大学院とかいって、その、恐竜の、恐竜学っていう学問があるから、それを勉強したいなと思ってたんですけど、でもね、その、僕が高校生ぐらいの時には、まだ、大学とかそういうところで、恐竜学っていうのは、日本では、認められてないっていわれてたんですよね。古生物学とか、そういうものになる、その中の一部分みたいになるからって」
徳岡「専門的なのはなかったの」
三浦「そう。ただ、最近ね、その、どうやら日本でも、ちゃんと恐竜学っていうのが学問として認められたらしいですよ」
KUREI「それ、恐竜学部を卒業して、就職先は何があるんですか」
三浦「ええとね、いや、それは後で」
ISEKI「やってる人いるでしょ、いっぱい」
KUREI「いや、気になるじゃん」
徳岡「オレもそう思うで。お金稼せがな、無理やもんな」
三浦「なんていうんですか、その、博物館とかの……化石掘るのは、たぶんね、あれはね、なんていうか、自分の意志なんですよ。趣味とかそういうことじゃないですよ。なんていうんですか、あの、要はその、研究したいって、ああいうのはスポンサーの人が居てお金をもらってきてやれることなので、ね? ジュラシックパークとかでもね、スポンサーのおじいさんがいて、博士が発掘できたわけで。ああいう」
徳岡「アンモナイト1個いくらとかでやってるわけじゃないんだ、違うんだ?」
三浦「違う違う違う。そういう商売じゃないから。研究したいっていってもお金がかかるから、大学の教授やったりとか、そういう博物館の、まあ、研究員の人になったりとか、という、いろいろ、あるみたいですよ」
KUREI「恐竜学部の生徒が、仮に50人いたとして、就職口が教授しかなかったら、教授ばっかどんどん増えてく」
三浦「そうなんすけど、そうなんすけど」
ISEKI「具体的に考えるとそうだけど」
三浦「あのね……」
ISEKI「たぶん、世の中にはそういうこといっぱいあると思うよ」
徳岡「何学部でも一緒やと思う。世の中の資格って。結構、専門的なのいっぱいあるから」
KUREI「そうか。後は、女性に対する萌えポイントを教えて下さい、と。……着ぐるみ、ていうのはそっから来てるんですか」
三浦「違う違う違うんすけど」
KUREI「恐竜の着ぐるみをやらないと」
三浦「なんかね」
徳岡「特撮怪獣の着ぐるみをきてる女性が好きなんや」
三浦「なんていうか、あの、水着よりも浴衣の女性の方が好きみたいなのと一緒ですよ。露出が減ったから、その」
徳岡「減りすぎ。人の形、残ってない」
三浦「ほぼ見えてない。いやいや、ほんとは、この子、こんな体型やないやろな、こんなふうなんやろな、っていうのが可愛いなって思うんですよ」
KUREI「そりゃ、恐竜の着ぐるみ着てたら、そんな体型じゃないよ!」
三浦「あと、なんか、恐竜じゃなくても、ぼわっとしてればいいんですよ。体型が、タイトめになればなるほど、さめていくんですよ」
徳岡「全身タイツはあかんのや」
三浦「そういうのは違うんすよ。中身がわかるやないですか」
KUREI「脱げば脱ぐほど萌えるんじゃないの」
三浦「この人は脱いだら、どんどん細くなっていくんやなっていうところに、こう。だから見た目はぼわっとしてないと駄目です」
KUREI「じゃああれだ、あのダルマでさ、どんどんこうやって(蓋をとっていく仕草)」
三浦「そうそうそう、マトリョーシカ。そうそうそう」
徳岡「そう?? そう?(外側をとっていく仕草をしながら)あれじゃ縮小だけやで。一緒やで?」
三浦「あれは同じ小物がでてきてるだけですから」
徳岡「一緒やない」


KUREI「音楽に出会ってなかったとしたら、今頃なにをしていると思いますか。これ、恐竜に対して(徳岡さんは)、漁師」
徳岡「あー、そうすね。僕、漁師すね」
三浦「釣りがめちゃめちゃ好きなんで」
徳岡「めっちゃ好きなんですよ、釣りが好きで、高校の頃すんでたのも四国で、みなみお(?)ってところで、友達の親が、けっこう漁師の人、多かったんで、漁師カッコイイなあと思って」
KUREI「それは、もう、本当にもうコレ(釣り竿を操る仕草)、逆にいうと、等身大の釣り竿一本の釣りじゃなくて(網を投げる仕草)、漁師的な」
徳岡「漁師ですね。でも手づりで、テグスっつって、竿もなんにもない、糸だけで、鯛とかバンバン揚げて、そんな人、いっぱいいる」
三浦「鯛ってそんな簡単に?」
徳岡「こんな、ヒラマサとか(魚の大きさを手振りで示す)」
ISEKI「へえー」
徳岡「こんなんで。同級生でも高校いってない子とかは、すぐ漁師になった子からは、それで毎日こうやって。だから釣りっていう概念がちょっと変わったっていうか。僕らは。ファミリーで、こうさ、朝から用意してっていうのでなくて、そのまま船でて、ばっとつけて、わっと釣るから」
三浦「男の仕事や」
KUREI「ちなみにいうと、どうやって釣るの」
徳岡「糸巻きのこんなでっかい、こんな太いので、手の感覚だけでそのまま釣る」
三浦「その技、身につけときたいですよね。いつ何時必要になるかわからへんから、そういう、技術ってすごい」
ISEKI「何がおこるかわからんからね」
徳岡「おまえ、オレの話、とんなや」
三浦「ハハハハ。俺の話。すぐ(徳岡さんの話に割って)入ってって」
KUREI「さあ。そして、今いちばん気になっている人は誰ですか。マネージャー」
徳岡「はい」
KUREI「村井さん?」
ISEKI「マネージャーの話ばっかり。魚の話、ほぼしてないよね」
KUREI「マネージャー、なんで気になってんの」
徳岡「村井さんは、なんていうかね、この、一回、半年ぐらい、大嫌いになるんですよ。あの、アルバイト、俺、三浦と出会う・出会ってから半年ぐらいで、大嫌いになって、それ超えれば、よくわからないポジションに行くんです。神様みたいなポジションにいるんですよ。もう、嫌いとか好きとかないぐらいの」
三浦「なんかね、超越してるものがあって。なんか、価値観がね、ちょっと人と違う、人のレベルじゃなくて、すごい、奉仕の精神っていうんですかね。え、こんなことを何の見返りもなくできるんやってことがあって、そこは素晴らしいんですけど、村井さんからすれば、俺ができるんやからおまえもしろって無茶ぶりをされることもあるんですよね」
徳岡「俺あの時こんなやったのに、なんでおまえ、出来ひんっていわれるけど、普通の人の感覚からすると、理解できないんですよ、それは」
ISEKI「たとえば何かこう、ないんですか」
徳岡「たとえばね、じゃあ」
ISEKI「僕らもちょっと共感してみたいんで」
徳岡「川崎にいたとして、渋谷にでますと。じゃああの、今日渋谷にでるんやったら、その川崎と渋谷の途中って何がある?」
三浦「川崎、途中?」
徳岡「駅、駅」
ISEKI「品川? 品川を経由して」
徳岡「品川で降りて、俺のいう買い物かってきてってゆえる人なんですよ。人に。今日わたし、渋谷遊び行くねんっつったら、あたし、品川で降りてちょっと買ってきてや、って、頼むんですけど、村井はそれを頼まれても、買えるんですよ。ああ、いいよって。自分の目的地が渋谷でも通り道がそこにあれば。でも普通、なんでおまえのために途中下車せねばならんのやってなりますよね」
KUREI「たしかにまあ、たしかにそうだね」
徳岡「で、喧嘩なるんですよ」
ISEKI「俺ね。できる、それ」
三浦「ハハハハハハ」
KUREI「そう!」
ISEKI「人には、いわない、逆に」
徳岡「そこがえらいですね」
ISEKI「いわないけど、品川降りて、あれ買ってきてっていわれたら、ああいいよって別に、時間があればっていう。例えば、待ち合わせ時間に遅れるの、すっごく嫌いなんで、その、時間までに絶対いきたいから、無理だったら無理っていうんですけど、時間が僕ね、だいたい、30分から1時間前につくんですよ、待ち合わせ場所の」
三浦「神が、神がおった」
ISEKI「お願いされたら、けっこう行けるんですよ」
徳岡「しかもそれを、無理強いしないってことですよね。こっちからは」
ISEKI「しない、しないす」
徳岡「それは、すごいすよね」
三浦「これは、村井さんとの差です」
ISEKI「それは、そういうことからいえると、僕は神」
三浦「なんか、テレビでそんなことを大々的に言える人はすごい」
徳岡「めっちゃファンの人から頼まれるかもしれんで」
ISEKI「いや、ほんとに僕、ファンの、KUREIのファンの人が、僕のことを好んで頂ける人と、別れる時があるんですよ、もちろんキマグレン好きで。これ、くーたんに渡して、KUREIのことなんですけど、くーたんに渡してってよく言われますよ。これ、伝言お願い、とか。ああ。わかったわかった、いっとくわ」
三浦「僕もよくある、それ、徳岡さんにそういってって。あと、村井さんにあれ渡しといて。そこでまた。はーい、って」
ISEKI「そこでまた(村井さんの話)。モテモテだ」



後半戦。


ISEKI「今日は、ほぼ村井さんと、恐竜の話しかしてない」
徳岡「僕、ファンキー加藤さんの回、みたんですけど、エロの話しかしてなかって、早く、早くプロモーションさせろって怒ってたじゃないですか。ああはなったらあかんと思いながら、今日、来たのに、マネージャーの話を」
三浦「まんまとのせられた」
徳岡「危ない危ない」

三浦「失敗失敗」
ISEKI「僕らからはそんな、ゆうてないですよ。そんな。なんにも。とめてもいないし」
KUREI「プロモーションしましょう」
三浦「しましょう」
KUREI「ニューアルバム「KISS」が発売中ということですが」

約2年振りとなる
7枚目のアルバム
「KISS」
発売中


ISEKI「KISS」
KUREI「そのアルバムをひっさげてですね。あの、アジアにツアーにまわると」
三浦「はい」
KUREI「これ、いつからツアーにまわるんですか」

DEPAPEPE ASIA TOUR 2014「Kiss」■

11月1日 香川・高松DIME
11月2日 広島・広島CLUB QUATTRO
11月8日 Taiwan・台北 Taipei THE WALL
11月9日 china・上海 shanghai MAO LIVEHOUSE
11月14日 愛知・名古屋ボトムライン
11月15日 大阪・松下IMPホール
11月16日 福岡・福岡イムズホール
11月22日 北海道・札幌cube garden
11月24日 宮城・仙台CLUB JUNK BOX
11月29日 群馬・伊勢崎市境総合文化センター 大ホール
12月6日 東京・AiiA Theater Tokyo
12月26日27日 KOREA・Mapo Art Center ArtHall MAC


三浦「11月からなんですけれども、ええとですね、まああの、全国いろんなところ、まわりつつ、今回、アジアツアーって銘打ってるので、台湾と上海、そして韓国もいれてね。いろいろ、11月から12月にかけて、まわります」
KUREI「せっかくなんで、そのアルバムの中から一曲、ちと、生演奏を」
徳岡「はい」


三浦「ではちょっとあの、今日はスペシャルゲストをよんでもいいですか。先程から名前あがってた、On マネージャー、村井洋亮(ひろあき)」
徳岡「呼ぶ必要あるの?」
三浦「いや、せっかくやから、今回スペシャルということで、この♪S.E.L. という曲を演奏しようと思っているんですけど」
二人の間にちょこんと膝をついて座る村井さん。
ISEKI「困ってないですか、大丈夫ですか」
徳岡「なんかすんませんほんまに」
KUREI「反省してる感じが出てるんですけど、大丈夫かな。怒られてます、みたいな」
三浦「よし、じゃあいってみましょうか。♪S.E.L.いきます、1,2,3,4」


♪S.E.L.


手拍子をうつ村井さん。



KUREI「ということで、DEPAPEPE、そして、マネージャーの村井さんでした」
ISEKI「イエーイ、最高!」


最後にスマホで写真を撮ろうとして撮れず、袖に引っ込む村井さん。
何かミスした模様。さすが村井さんです(笑)