世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

いじめと戦うノウハウがそのまま小説になる時代。


『あたしたちのサバイバル教室』




何にも悪くないはずのヒロインが、とつぜんいじめの対象になり、学校に行けなくなってしまう。親にもいえずにいた彼女が、インターネットで見つけた、「小学生夏期特別アシストクラス」。誰だっていじめられる可能性がある、その時どう戦うかを、元小学校教員の真名子先生が教えてくれる……。


小説です。泣けます。よくできています。
けど、完全にノウハウ本です。
もう、こういうノウハウまで、小説にして読んでもらわないといけない時代になっちゃったんだなーと。
もともと、小学生新聞に連載されていたらしいので、読み物形式なら読みやすいってことなんでしょうけれども。


いや、実は最近、こういう記事を教えてもらったので。


毒親から逃げる方法」
https://note.mu/yugami/n/n22242ebebcfe


宗教をやっているご家庭で、あきらかにおかしい。
(結婚相手の男性が、彼女の親からのメールをみて「これほどまでとは」とびっくりするぐらい異常)
これは逃げる。逃げるわ。


というか、逃げていいんですよ。
おかしな人と戦うぐらい、無意味なことはない。
がんばって倒せたとしても、自分の親を倒したところで、誰がどんな得をするでしょう。
自分が非難されるだけ。


なかなかね。
難しいんですけどね。


逃げられる時は、逃げろ逃げろ。
そのためのノウハウは、いくつもっててもいいものですよっと。