世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

先日、市内のフレンチに行ってきたんですが。


ネットで評判を検索していたら、そのお店の割引クーポンがポップアップして、それを使わせてもらったんですけども。
お店に行くと、そのクーポンの作成元の会社のものらしい、無料のクーポン冊子が置いてあったんですね。
あまり冊数がなかったので、持ち帰らなかったんですが、あとでネットで検索しなおしたら、定期購読を申し込むと、無料で送ってくれるみたいで。
なので、割と気軽に申し込みをして、10日ぐらいが過ぎて忘れかけていた頃、突然メール便で届いたわけです。


冊子なので、ウェブよりもはるかに見やすいです。
「へえ、近くにこんなお店があったんだ、今度行ってみようかな」という気になります。
広告料はそれなりにとるみたいですが、宣伝の効果はあるだろうな、と思いました。


ところで、発行者が誰なのかが、よくわからない。
奥付らしきものが、ないんですね。
たぶん、タイトルになっている人名らしきものが、発行者だと思うんですが、誰だかは書かれていない。
冊子を送ってきた会社の名前と、問い合わせ先の会社の名前・電話番号が一致しているので、その会社のスタッフさんが市内(か近隣)に住んでいて、つくっているのかな、と思った。


ところが、よくよく見ると、掲載されている、とあるお店の問い合わせ先にも、同じ電話番号が書いてある。そちらは広告系のお店ではありません。普通の店舗です。


あれ、と思って、ネットで会社名を検索してみたら、そこはウェブ制作会社で。
いろんな会社のウェブページや、簡単なシステム構築をやってる模様。
このクーポン冊子は、企画した人が、その会社に、サイト作成と冊子の制作を依頼しているようなのです。
とある普通の店舗も、そこの会社にサイトを作成してもらっているようなのです。
そして、店への問い合わせも、丸抱えしているみたいです。


サイトの作り方としては、どうなのかなー、という感じでしたが(お試しにウェブページは安くつくるけど、あちこちにランダム広告入れますって書いてある。だったら無料のブログとか無料のテンプレ使えるところを借りた方がマシではないかな、っていう。独自ドメイン問題もあるわけですから、その利点を考えて、なんでしょうが、その会社が途中でやめちゃったらメンテナンスどうするんだろうとか、広告収入は制作会社に入るわけだから、もやっとするなとか)、会社に対する問い合わせ業務まで丸抱えして、冊子までつくってくれるなら、文句いう人は少なかろうな、と。


ただ、私のメールに対する質問には返事がなく、いきなり冊子が送られてきたので、どの程度の対応力・提案力かは、わからないのですが……。


こういう商売もあるんだな、とちょっと感心したのでした。


掲載店のいくつかは、行ってみようと思ってますよ。