世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

企画展「学校の怪談とSF・ミステリのある風景 楢喜八原画展」

http://otarubungakusha.com/exhibition/2015051718


 楢喜八(なら きはち)は1939(昭和14)年サハリン生まれ。1948年〜58年まで北海道雨竜郡沼田町に住んだ。1968年『ミステリマガジン』(早川書房オーガスト・ダーレス作 幻想と怪奇「ダーク・ボーイ」の挿絵でデビュー。ユーモアの加味された幻想的な作風で人気を得る。海外ミステリ・SF作品だけではなく、筒井康隆阿刀田高かんべむさしなど、日本を代表するミステリ・SF作家作品の装幀、挿絵を早くから手がけた。1978年、講談社出版文化賞(さし絵部門)受賞。2004年、第一回田川水泡賞(日本美術家連盟展)受賞。
 1990年から手がけた『学校の怪談』シリーズの挿絵を手がけ、子どもたちにも人気を博する。『学校の怪談』は、民俗学者国立歴史民俗博物館教授の常光徹が現代の口承文芸として調査・研究してきた成果をもとに、児童向けの読物として書き下ろしたシリーズで、楢喜八の怖いながらユーモラスで愛らしい絵とあいまって、全国の図書館、学校図書館で児童たちの圧倒的な支持を得た。
 本展は、60年代から現在までの作品約1,100点と、掲載図書など関連資料を一堂に展示。長い経歴と常に新しい感覚で、幅広い年代に好まれる挿絵画家の、北海道初の本格的作品展です。


会期:2015年6月6日(土)〜8月2日(日)

休館日:月曜日(7月20日を除く)、7月21日(火)、22日(水)

入館料:一般300円、高校生・市内高齢者150円、中学生以下無料


名前は知らなくても、絵を見たら「あー、あの人か」ってわかる人も多いと思うんですよね(私は、シュロック・ホームズの絵の印象が強いのですが)。


今回も、図録が充実しているらしいので、中井英夫展のパンフみたいに、通販やってくれないかなあ、と。
中井英夫展のパンフは、実は、某展示の時に、光文社の1階においてあったので、買って帰れたわけですが)


それにしても、1100の展示って、凄いですよね。
他の場所でもやってくれないのかなあ。


たぶん、見たい人、結構いると思うなあ。