世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

自衛したい人は対策がたてられるかというアレ

『地名は災害を警告する〜由来を知り わが身を守る〜』



この本は、地名をたどっていくと、元がどんな土地だったかわかる(こういうところはこういう災害が発生するので居住に適さない)例を細かくあげていて、すごく面白い本です。
が、一番面白いのは、自分で調べられるサイトが紹介されていることです。


1)歴史的農業環境閲覧システム


明治時代初期に作成された迅速測図と関連する データを公開しているサイト。
http://habs.dc.affrc.go.jp/index.html


自分の住んでいるところの最寄り地域をクリックして、ドラッグしていくと、どんな土地だったか、大まかにわかるマップです。今の道路と見比べることができます。


2)土地条件図(国土地理院


土地条件図及び、報告書/解説書
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/lc_report.html


PDFで詳細が見られます。が、これは自分の住んでいるところは、ないかもしれない……。


3)今昔マップ2 on the web


全国10地域について明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示することができます。収録した旧版地形図は、2,325枚にのぼります。
http://ktgis.net/kjmapw/index.html


これも、カバーしていない地域がありますが、該当地域の古い地図をドラッグしていくと、新しい地図との対応が見られる、親切設計。
オススメです。


とりあえず、今昔マップだけでも、ちょっと見てみるといいと思います。


豪雨も噴火も他人事じゃない、この頃ですので……!