世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

ちょっと心が弱っていたので


先日、お守りの紐が二つ続けて切れる、という、あまり気持ちのよくないことが発生し、買い物に行く途中に神社に寄って、お参りし、新しいお守りを買うことにしました。


社務所がしまっていたので、インターフォンを鳴らしてお願いします。


「お守りが欲しいのですが……実は、お正月にここで干支のお守りを買ったのですが、紐が切れてしまって、新しい物が欲しいのです」
「干支のものは、もうありませんが」
「干支のはいいです。その、三福カエルというのはなんですか?」
「ああ、これは、なくした縁がかえってくる、○○が帰ってくる……」
「あ、じゃあ、それをください。実は、二つ続けて、お守りの紐が切れてしまったので、すこし厭な気持ちになっていたんです」
「それは厄をもっていってくれたんですね。どうぞご自愛くださいませ」


というわけで、新しいお守りを鞄につけてみました。


もっといろいろ言葉をかけてもらったんですが、「ご自愛ください」のところで涙ぐみそうになってしまい。


ほんとにだいぶ、弱っていたみたいです。


ちなみに三福カエルというのは、ほんとうは、「宝かえる(金運招福祈願)」「旅かえる(交通安全祈願)」「若かえる(健康長寿祈願)」らしいです。包装紙にもそう書いてありました。いきなり「なくした人が」から言われたので、そういう顔をしていたのかな、と思ったりもしました。


というわけで、気持ちを切り替えていきたいと思います。


拍手ありがとうございました!