世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

仕事帰り、整体に寄ってから家に戻る途中のことです。


細い裏道から、いつもの曲がり角を曲がろうとして、その瞬間「ここは私の帰る場所じゃない」という感覚に襲われて、曲がれなくなるところでした。
家に向かっているのに、こんな感覚に襲われたのは初めてのことで、一瞬、悪夢を見ているのかと思ったぐらいです。最近、寝不足だったですし、夢の中でも何度か引っ越ししていましたし。


私の家の近所は建築ラッシュがありまして、同じブロックの中で、ここ数年の間に、9軒以上の家が新しくなっています。
最近は、日が暮れるのもはやくなり、薄暗い中、見知らぬ家がたくさん建っている間を通ると「ここは違う場所じゃ?」という錯覚を起こしても、仕方がなかったのかもしれません。


ただ。


帰れる場所=居られる場所です。


やっぱり、私の中で、何か揺らいでいるものが、あるのかもしれない……。


なんだろう?




あ、拍手、ありがとうございました。