世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

これ、けっこう、大事なことだと思うのですが。


昨日、ちょっと書きましたが、「とらのあな」さんでの頒布を一時的に終了しております。
こちらの委託書店さんでは、販売期間が終了すると、「返却」「10円で買い取り」「破棄」が選べるのですが、私はだいたい、冊数が少なめでも、今後そんなに売れないな、と思う本でも、買い取りしてもらわず、返却してもらいます。


だってさ。


発売して半年しかたってない本(新刊)が、すぐにアウトレットで安く出されてたら、定価で買ってくださった人はどう思うの。


っていう。気持ちが。


なんていうか、「ジャンル移動しちゃって数年たってて、もうイベントにも出ないんで古い本を安くします」というのと、話が違うんじゃないかと。


実は、先日の文学フリマで、去年出たアンソロジーが、別の本と抱き合わせで買うと、200円引きになっていたのです。


「私、その本買って、まだ半年しかたってないのに……ここの本は、すぐに買ったら損するのか。じゃあ、新しい本は来年以降に買おう」って、思ってしまったんですよね。


せこい、って思います?


でも、その本の、本当に熱心な読者であればあるほど「えっ」って思うんじゃないかな。


単純に、抱き合わせ販売で安くするのは、全然問題ないと思います。
私もやります。
ただ、リピーターの購入者さんに、一瞬でも「??」って思わせるの、あまり、よくないんじゃないかな、って。


あまりサービスできていませんが、今後、総集編なんかを出すことがあったら、すでに既刊を買ってくださった方に、何か御礼的なことができたらいいな、と思いました。


何かご希望のサービスとか、ありますかね?


簡単なのは割引ですけども……。新規の方に向けてと何か違うことができたらな、と思います。お知恵をお借りできたら嬉しいです。