世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

『夏の黄昏』好調です。



先日の文学フリマでも、一番売れた、『夏の黄昏』。


これで一番嬉しいことは、20代の方から60代ぐらいの方まで、書き下ろしの「夏の黄昏」に対して、「これは好きです」「感情移入しました」という感想を寄せていただいていることです。


今回は、鉄板のジュブナイルを書こうと思って、(後書きでもそれについて書いていますが)青春物の基本的な要素を投げ込んで組み立てたわけですが、特定の年代を書いているので、私と同じ世代の読者さんにしか通じないのではないか、という不安が、ものすごくあったのです。


それが、共通の感覚をもって読んでもらえている、ということは、成功しているわけで。


男性の読者の方がどう読まれるかは、よくわからないのですが、そういう世界観がある、として読んでもらえればいいかな、とは思っています。
「ヒロインが可愛くない」って思われるんじゃ、と思っていたのですが、そうでもないみたいなので。


時々はまた、こういうものを書いてみようかな、と思えました。


がんばります!