世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

あと、友達のために死ぬ、っていう「美談」だからね。


テレビ欄に「ついにあの人気武将が登場」的な煽りがついていて「ついに」って誰が待ってたんだろうと思いつつ。


みました。

http://www4.nhk.or.jp/heroes/x/2016-04-28/10/21103/2473070/


英雄たちの選択「大谷吉継 関が原もうひとつのシナリオ 誤算に消えた西軍必勝」


関ヶ原の戦い石田三成と西軍の中心になった大谷吉継。なぜ圧倒的に不利な西軍に加わったのか?そこには知られざる戦略があった。三成と挙兵するか否か、吉継の選択に迫る


関ヶ原の戦い石田三成と西軍の中心になった大谷吉継。秀吉死後の豊臣政権を支え、徳川家康からも信頼された男は、なぜ圧倒的に不利な西軍に加わったのか?そこには従来言われてきたような三成との友情ではなく、豊臣政権を守り抜くための知られざる戦略と苦心があったのではないか。そして誤算も。三成から挙兵の企てを聞いた吉継が迫られた決断は三成とともに挙兵するかいなか。さまざまな分野の専門家とともに吉継の選択に迫る


【司会】磯田道史,渡邊佐和子,【出演】外岡慎一郎,中野信子,萱野稔人,小谷賢,【語り】松重豊


関ヶ原での野戦になってしまったのは大谷さんの誤算にしても(籠城しようと思ったのにできなかった、というのは有名な話で)、あとは誤算といえるのかどうか、ですね。
利家の死後、この時期にはこういう展開しか選びようがなかったんじゃないかっていう。
「三成との友情ではなく」って言い切っちゃうのも、ちょっとどうかな?
大谷さんの人気というのは真田幸村と同じで、ほんとうは自分が死ななくてもいいところを、恩義のために、死力を尽くして戦って散った、というところにあるのでは……。菩提寺で「老若男女に人気があります」っていわれていたけど、そういう話はどの年代にも響くと思うんですよね。
あと大谷さん、最年少設定にされてましたね。諸説あって、どれが正しいのかわからないんですが、あんまり三成と年齢差があると武功たてた時期が同じなだけに、変なことになりそう。


来週、木曜日の朝に再放送があるそうなので「見逃した!」という方は、そちらをどうぞです。


現状維持を望む、三成と吉継に対して、急ぎ天下をとろうとしていた家康が勝つのは当たり前なんです、というのは、まったくごもっともだと思いました。ただ、関ヶ原の戦いって、本当に簡単に一言でいうと「秀吉嫌い派(東軍)VS家康嫌い派(西軍)」なので、当たり前といえば当たり前だけど、まかり間違ったら、とも思いますね。