天皇陛下が変わるというのは、事前にわかっていた方がいい話ではあります。
各所に影響の出る話ではあるので、印刷業界やシステムエンジニアの皆さんはかつての恐慌状態をとっさに思い出して「いつなの?」と思っているはず(30歳以下の人はわからないか……昭和天皇の下血量が毎日テレビに映っていたあの数ヶ月を知らないんだもんね……)。
かつて、お墓をどうするかの希望が出た時もそうですが、その胸中にどんな思いがあっても、私人ではないので希望が通らないことも、ままあるわけで。
ここ数年のうちに、皇太子に譲る方向で考える、といっても、それが通るのかどうか。
選挙が終わり、憲法の改正にいよいよ着手しよう、という動きになってきたわけですが、日本の護憲派のトップって実は天皇陛下なんですよね……昭和天皇とともに、そのことにどれだけ苦労されてきたか……。現在の体力では、今後の流れに対応しきれない、と考えられたのかもしれないなあと、ちょっとだけ、思いました。日本のことを365日、誰よりも一番に思って過ごされてるわけですから……。
すでに皇太子も56歳なわけで、次の元号が決まっても、そこまで長期間使われるものでもないかと思いますが、これこそ私たちに決定できるものではないので、何でもかまいません。
歴史の流れが悪い方へ流れないことを、祈るばかりです。
天皇陛下 「生前退位」の意向示される
7月13日 19時00分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160713/k10010594271000.html
拍手、ありがとうございました!