世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

そして何故かアメリカの大学がもってる


国土地理院の出版の
明治時代の地図が紹介されてました。

松本圭司 ‏@keizi666 8月4日

すごい。明治43年帝国陸軍測量の1/50000地形図を見放題。神かよ。
五日市の地図を1枚だけ現物で持ってるけど、全国のを見放題ですよ、旦那。エリアをクリックして『詳細』を押すと見られます。


あれっ。1888って書いてあるのはなんだろう……。明治21年だよな。


制作者の項目をみるに、陸軍作成の地図みたいです。

http://stanford.maps.arcgis.com/apps/SimpleViewer/index.html?appid=733446cc5a314ddf85c59ecc10321b41


Author/Creator
Kokudo Chiriin
Japan, Rikuchi Sokuryōbu.
Japan, Rikugun., Sanbō Honbu.
Chiri Chōsajo
國土地理院
Japan, 陸地測量部.
Japan, 陸軍., 参謀本部.
地理調查所


しかしこれ、Stanford University Libraries所蔵って書いてある。
なんで、カリフォルニアの大学に日本全図が……っていうのは、今更、アレなのかな。


以前、昭和20年頃の、地元の地図が、ネットにあがっていたのを見つけたのですが、それは米軍作成のものでした。
前にも書いたかもしれませんが、私が今住んでいる町は、たびたび空襲を受けてまして、敗戦一ヶ月前ぐらいには、それこそ原爆を越える火力(量)の爆弾が、一晩で降らされた大空襲もありました(当時、親は「今夜は防空壕では危ない」といわれ、家から1キロ以上走って逃げて、神社の陰になっている水田で、しゃがんで隠れていたそうです。焼夷弾も水に落ちれば消えますし、うっかり立つと、機銃掃射で殺されちゃうので。実際、目の前で、赤ん坊をしょっていた見知らぬお母さんが、ひょっと立ち上がった瞬間に、撃たれて死んだそうです。空は真っ赤。無我夢中で、履き物もなくしてしまったそうです。翌朝、家に帰ると、庭に爆弾にえぐられた大きな穴があり、家が直撃を受けていたら、すべて燃えていただろう、という……)。


いや、こんな詳細な地図が米軍にあったなら、空襲も苦もなくできたろうな、と、自分の家のあたりを見ながら思ったことです。


しかし、この明治の地図も、あんまり今と道が変わってなくて……私が小学校にあがる頃、近所の交差点を広げる大工事があり、地下道がつくられたのですが、変わったのって、たぶん、そこぐらいなんですよ。もちろん家は増えてるんですけども。建て替えはいっそう頻繁なんですけど。


できれば、今すんでいるところで、最期まで平和に暮らせたらいいな、と思いますが、土地はかわらないけれど、人はどんどん、変わっていくんですよね……。



あっ、拍手ありがとうございました!