世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

一瞬、耳を疑った


かかりつけの整体の先生に、「正直、左腕、あとどれぐらいかかると先生は思いますか?」と訊いたら、「筋肉が落ちてるのと固着と両方なんで、数ヶ月か、へたしたら、年単位になるかもしれませんね」といわれて、びっくり。


確かに、一朝一夕で戻らない、とはいわれてたけど。


ほんとに?
これから何ヶ月も月二回、病院行かなきゃだめな感じ?


次に病院行く時、先生に確認しなければ……。


いや、来年、病院、移転しちゃう予定なのですが、さすがにそれまでには治ってるよね、と思ってたんですけれども。


ほんとに?
移転先まで通う展開がありえるの?


道理で、ケガした経験のある人たちが、声をかけてくれるわけです。
治療中でも出勤してれば、「役にたたない」とか「仕事する気あんのか」とか、聞こえよがしに言われたりするわけじゃないですか。心が折れますよね。「まわりに迷惑かけてて申し訳ない」と思っていても、実際、動けないから、病院にいってるんですから。そういう落ち込みをしってれば、「お互い大変だよね」ってなる……。


そしてケガしてない側にしてみれば、「こっちも大変なのに何様だよ」ってなるわけですから、これはもう、折り合いがつかない。


それでも、折り合わせていくしかないんですけどね……ご飯食べなきゃ生きていけないですしね……やっぱり事故は怖い……。