世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

あたらしい作業療法士の先生はいい先生なんです


若者ですが、前の療法士の先生が「肩が専門の者にかわります」と推薦してくれただけのことがあるというか、「僕は事故から二年たった人も治した経験あります!」と言い切っただけのことはあって、リハビリに行くと確かに、前より肩が動くようになるのです。今回は治る、という気にさせられるのです。ここを困っています、というと、ではこうしたら、という提案の返事が早い。


ただ、先生の話は専門用語が多発するので、「ここに代償がでますね……やっぱり、きょくじょうきんの癒着ですね……前の方が硬くなりやすいので、前からはがしていく形でやっていきましょう」といわれると、「きょくじょうきんって何?」って思うわけですが、まず単語が正しく聞き取れているかどうかもわかってないというね……今後は牽引の時間が二倍三倍にのびていくらしいので、なおさら質問タイムは削りたい(終わってから仕事に行かなきゃいけないので)。


ちなみに家に帰って調べたら、これが「棘上筋」と読むのだそうです。
知らなきゃ読めない!


ウィキ先生によると

棘上筋


棘上筋(きょくじょうきん)は、上肢帯筋のひとつである。肩甲骨の棘上窩、棘上筋膜の内面から起始し、肩峰の下を外方へ走り、上腕骨大結節の上部へ停止する。作用は、肩関節の外転。神経は、肩甲上神経C5・C6である。

棘下筋、肩甲下筋、小円筋と共に回旋筋腱板(ローテーターカフ)を形成している。


私は肩から肘が外側に回らないので、たぶん正しく聞き取れているっぽいです。


あと、私をいつも「まだ若いので」という。「若者じゃないです」というと、「いや、ここに通われている人の大半よりずっとお若いので」といわれるので……そりゃ本来的に老人のリハビリ施設なんだけどね、ここ……でも、たぶん、先生、まだ二十代じゃないの……いや何歳であっても私よりはぜったい若いので……そういう人から「若いので」っていわれると反射的に若くないですって言っちゃうんですよ……。


来週までに握力アップということで新しい宿題も渡されました。
手のしびれは脇の神経の可能性もあるということで、お風呂でもうちょっと念入りにほぐすことにします。