世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

あまぶん通販で『お母さん』をゲットしてくださいました!


https://twitter.com/nano1257/status/903491530266034176

11日にようやく気がつきましたが、この、ななさんの呟きの戦利品写真に、『お母さん』が……!
ありがとうございます!

https://twitter.com/nano1257/status/906921849757433856


なな@北陸アンソロ‏ @nano1257


#あまぶん
鳴原あきらさんの『お母さん』を読みました。


未婚で実家ぐらしの三十代の女性と、その母との歪んだ関係を描いたお話。終盤でゾッとくるシーンがあり、そこから最後までは一気になだれ込んだ感じでした。エンタメ的?に読むなら、サスペンスっぽかったです。
話の筋とは別に、母という存在と、母と娘の関係性について考えさせられました。子は、多かれ少なかれ親の影響を受けるもの。特に父が外で仕事をし、母が育児を含む家のことをするのが当たり前の環境では、子が母の影響を受けやすいのは当然のことです。そして家の中に閉じ込められた『母』という生き物は、どこかできっと歪んでいくのでしょう。本作はその歪みを丁寧にすくいとっていると感じました。それから、最後がとても良かったです。良くも悪くも母と娘(子)の間には絆(といっていいかわかりません)があって、それを断ち切ることはとてもとても難しいことなのでしょう。
できれば、自分はもっと違う絆を娘たちとつなぎたいと、叶うならば、いつでも娘たちからは切れる絆を結んでいきたいと、ひとりの母として思いました。


https://twitter.com/nano1257/status/906926045760122880


面白かったです! 感想は、どちらかというと子の立場として覚えのある内容だったので、こうならないために母としてどうあるべきか、みたいな感じかもしれません。最後に結論がないので、自然と読者が考えさせられる構造なのかなぁと思いました。 あとがきもふむふむと読ませていただきました〜


実際に、お母さんである方から感想をいただきました。
最後がとても良かった、といっていただけてほっとしました。
ヒロインの中ではひとつの結論があるんですが、読む方それぞれに受け取っていただけて、本当にありがたいと思っています。


●追記:あまぶんの紹介ページの推薦ページコーナーに、改めて感想をいただきました。
http://necotoco.com/nyanc/amabun/bookview.php?bookid=285


さらに。

https://twitter.com/nano1257/status/909024219471552514
そんなことないですよ〜。というか、たぶん母親と正常(という言葉が的確かどうかはともかく)な関係を結んでいるかいないかで、受け取り方が大分違うんじゃないかと思いました。正岡さんの推薦文の「知ってほしい」がわたしには新鮮でしたね……みんな何かしらあるだろうって勝手に思ってたので
https://twitter.com/nano1257/status/909335743406907392
親の苦労もしらないで〜って読むひとは自分の子に同じことしてそう(あるいは親に同じことをされてなんとも感じていなかったか)で、それはそれでこわい……ある意味現代の闇



今までいただいた感想はこちら。ありがとうございます!


http://d.hatena.ne.jp/narihara/20170906#p1
http://necotoco.com/nyanc/amabun/bookview.php?bookid=285