世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

さりげなく気になることが書かれている

https://pex.jp/point_news/e90b2c0efcac747f12cdd14080c4b0be


早ければ25日に売り値が決定


政府は、日本郵政株の売却益を東日本大震災の復興支援財源に充てており、4兆円の調達を目指している。上場時の第1次売り出しで得た利益は1兆4000億円で、今回発表された第2次売り出しでも、日本郵政による1000億円の自社株買いを含め、1兆3000億円から1兆4000億円の利益が見込まれている。


財務省の担当者は、J‐CASTニュースの取材に、郵政民営化法で政府の郵政株の保有比率は約3割まで下げるよう定められており、「今後も市場の様子を見つつ売り出し、総額4兆円の調達を目指す」と答えた。


今回の第2次売り出しで、日本郵政株の保有比率は80.49%から58%まで下がる見込み。


主幹事証券は、大和証券野村証券など国内外の6社。売却額は早ければ25日には決まり、投資家らはその翌日から証券会社を通じて申し込みできる。株の受け渡しは9月末から10月初めにかけて行われる予定。


そんなに売って大丈夫なんですかっていう話の前に(なんで野村に売るのかは丸わかりだから)、「国内外」って何。
国外に売っちゃダメだよ!
ただでさえ、民営化のせいで、アフラックとか侵入してきてるのに、株まで外国に売っちゃうの?


別にいいじゃん、って思うかもしれませんけど、たとえば、こういう事例だったらどう思いますか。

http://blog.nihon-syakai.net/blog/2008/02/000616.html

2008年02月03日

日本に乗り込むウォーターバロン;世論誘導しつつ、世界の水事業の民営化→支配を進めている


今朝の新聞を見てびっくり 。あのウォーターバロンの一角、仏ヴェオリア(旧名ビベンディ)が日本の水道運営に乗り込んでくる。


日本でも、ヴェオリア広島県と埼玉県の水循環センターの運営・管理を受注、スエズヴェオリアは中国の上海などの上下水道などの案件を受注している
いったん、受注すると値上げを繰り返し、南米のボリビアでは水道料金の値上げに反対数する暴動まで起こっている やり方はかなりエゲツナイようだ
いわば、水の管理を寡占することで世界の支配を狙っているという構図だろうか?
アメリカは軍需産業ベクテル社水産業に乗り出したようだ イラク戦争でぼろ儲けした利益を水産業に投入するつもりなのだろうか?
アメリカ人のペットボトル入りのミネラルウオーターの2005年消費量は日本の14.4リットルの10倍以上の156.2リットルも消費している
このアメリカのミネラルウオーター市場も3社のグループが独占している


全くおかしいと思うのは、彼らが、市場での利益(私益)のために、水道事業の民営化という世界世論を作り出し、安全な水を手に入れるためには高いコストもやむをえないということを世界に認めさせ、水資源を支配し莫大な利益をあげていることだ。(世銀やIMFも一企業にすぎない彼らをバックアップしている。欧米の多国籍企業が、現在の世界システムを作り出していることをうかがわせる。)


アウトソーシングで安く、とか、既得権益はいかんからなんでも民営化しろとか、正直、ろくなことになりませんよ。


あー……ほんと、最悪だ……。