世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

突然、何の話を始めたの


斎藤充博さんのブログをチラチラ見ていたら、「みんなのごはん」の、富士そばでお酒を飲んだ記事が紹介されていて、「あー、これこれ、読んだっけなあ」って思ったんですけども。

http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/shiatsu/2729
富士そばのちょい呑みがコスパ最高すぎ!「ふじ酒場」なら2杯目以降は驚きの1杯200円


この「天ぬき」って、「ふじ酒場」じゃなくても本当にあるんですよね(頼んだこと、ないですけども)。
コロッケにまでつゆがかけられるって……ちょっと食べたくなりますよね。
カツカレーのライス抜きまでいっちゃうと、おつまみ以外の何者かって感じですけど。


ところで、富士そばには、煮干しラーメン(450円)というのがあります。
(出している店舗には限りがありますが http://fujisoba.co.jp/news/2016/10/-450.html
鶏ガラベースに煮干しをきかせたラーメンなんですが、お値段を考えると充分においしい、と評価されてるのを某所で見かけまして。
私はラーメンの煮干しブームが大嫌いで、「なんでラーメンに煮干し」と苦々しく思っていたのですが(なので煮干しが強いお店は割とさけている)、そんなにニボニボしていないときいて、一度、中野で試してみたら、おいしかった。評価どおり「これはアリだ」と思ったわけです。


ある日、上野で日が暮れて、軽く食べて帰ろうかなと思ったら、目の前に富士そばがあったのです。
あるかな、と思って入っていって、券売機をボンヤリ眺めていたのですが、ぱっと煮干しが目に入ってこない。
ないのかな?と適当に天ぷらそば系の食券を買って、カウンターへ。


「うどんですか、そばですか」
と訊かれ、
「おそばで」
と食券を出して席につこうとしたら、目の前に「煮干しラーメン」のポスターが。
「あっ、すみません、変えられますか」
「うどんにしますか」
「申し訳ないんですけど、煮干しラーメンに変えられますか」
「変えられますよ」
「ええと、この食券に、足りないぶんのお金を足せばいいんでしょうか」
「いいですよー!」


で、普通に変えてもらって、「うん、やっぱりコレ美味しい」と満足して帰ってきたんですけども。
(リストをみたら「しのばず店」ってありますね。っていうか券売機にちゃんとありました。見落としてただけ。どんだけボンヤリなんだ、この人は)


斎藤さんの記事にもありますけど、富士そばって、お客さんがフリーダムであることが許されるっていうか……トッピングとかもとりやすくなってるし、天ぷらにそばつゆかけて「これで天ぬきね」ってさくっと出してしまうのも、本当に敷居が低くていいというかなんていうか(天ぷらそばのそばぬきだから「天ぬき」なんですよ)。


歯と腕を折って、しばらく外食できない時期が続いていたわけですが、その間に近所のお店が閉店してしまって二度と食べられなくなっていたという悲しい記憶もありまして、行ける時は富士そばを応援しよう、ってちょっと思いましたね。


っていうか突然、何の話をしてるんでしょうかね……