2日め。書くことの何が一番楽しい?→
ふわふわしてつかめない現実が、フィクションとして整っていくところじゃないですかね。筆が進むこと自体が楽しいです。
https://twitter.com/narisama_cmbot/status/1331231404810661892
テキレボEX2の「感想交換企画」に参加したのですが、『ガラスの靴が欲しいわけじゃない』に再録した「かまたまうどん」の感想をいただきました。
「かまたまうどん」鳴原あきら著(藍崎万里子書評) – テキレボEX2 感想交換企画
そうか、島泉さんは非常に性格が悪いのか……!と思いました。女満潮音さんだな(それはどうなんだろうか)
文章については最近は割とお褒めいただいていたのですが、お眼鏡にかなわなかったようです。字数制限が厳しいアンソロ作品だとやっぱり最低限の言葉で、内容の密度だけあげることを考えますよね……なんてことを思いました。
感想ありがとうございました。
ところで、今ペーパーウェル05で配信しているのがこのお話の続きなので……続きは書き上がるかな……(遠い目)。
いま、家族が複数名、調子が悪くて、病院と家をいったりきたりしているのですが、病院の終わる時間に間に合わなくて「もっと早く迎えに来て下さい」って叱られてしまいました……いやだって17:30から30分点滴しますっていわれたら18:00過ぎちゃうと思うじゃないですか……私も腰があれなので車椅子を押すのも一苦労なんですよ……。
☆今日のメモ
もし今後これを見るこれからホテル療養の人のために。
— コロナログ@ホテル療養終了 (@dM9iIcHZ7PYZ2p9) 2020年11月25日
持ってきたほうがいいもの
・枕 ホテルの枕で1週間は辛い
・寝間着 適当なものでもいいから気持ち切り替えるのにあったほうがいい
・スリッパ 毎回靴履くの面倒
逆に、上着なんかは厚いのと薄いのと1.2着あればいい
オシャレなんてきにしない
新型コロナ軽症者等の宿泊療養でホテル代・食事代は不要、宿泊・自宅療養のいずれも医療従事者が健康管理―厚労省 | GemMed | データが拓く新時代医療
うつさないために隔離されるわけですね……。
野菜少なめなのは本当らしいですが、野菜スープって何をもっていけばいいの……?
ご飯(弁当)の時間。 pic.twitter.com/x9b4GeOnpg
— 御拗小太郎@テキレボ代表取乱役 (@straycatinfo) 2020年11月26日
実際、こんならしいですね……無症状なのが何よりですが……。
新人くん「俺、年賀状を書くの結構好きなんで、毎年シール貼ったり色塗ったりするんですけど、なんか浮世絵みたいなカラー版画の年賀状を作りたくて、プリンターじゃなくて手作業でやりたくて、そーいうアナログのマシン、販売したら売れると思うんすよね〜」
— swenbay (@michaelsenbay) 2020年11月27日
私「あああああ」
上司「あああああああ」
2008年に販売終了しているので、知らない人がいても仕方がないですね……
私が使ってたのも20年以上前だからな……。
あとですね、感想交換企画、終了後にぜんぶ消されてしまうとのことなので、いただいた感想そのものを以下に貼っておきますね。
「かまたまうどん」鳴原あきら著(藍崎万里子書評)
はじめ、キシくんと、棚上志朗こと、タナくんとの、相手を気遣ったあたたかい言葉のやりとりに、これは、こころあたたまるほのぼのとしたお話なのかな、と、予感しました。
ところが、納谷みらいこと、島泉さんが登場してきて、小説家というものがみんなそうとも限りませんが、非常に性格の悪い四〇歳の独身女で、おそらく、若いときに、なんとか賞でも獲って、華々しく作家デビューしたのでしょう。一躍時の人となったのでしょう。しかし、今では、みすぼらしい幸福の王子のようになって、誰にも見向きもされなくなった。それでも実生活が充実していればまだしも、それも散々。。
そういうところから逃避するために、メトロポリタンハイスクール、という、男子校の設定でなりきりを楽しむネット上のコミュニティーに参加します。ここまで読んでから、なんて込み入った話の作りになっているのだろうか、と、驚きました。島泉さんだけが実在する人物で、あとはみんな、なりきりで生まれた架空の人物だったとは。
題名にもなっている「かまたまうどん」も、タナくんが作り出したレシピだと思って、男の手料理って簡単でスカッとしてて気持ちいいなあ、と思ったのに、実際は、四〇女が作った創作料理だったとは。でも、とても美味しそうに描かれているので、うちでも作ってみたくなりました。
そしたら、そのネット上のコミュニティーの中で、自分も男の子になりきっているのに、相手も男の子になりきっているのに、恋人同士みたいになってしまいました。同性愛者(?)、ボーイズラブ(?)、実態がどういうものなのか分からない、恋愛(?)みたいなものが始まりました。面白いですけど、ヤバい展開かな、とはあとで実態を知るにつけ、思いました。
一番最後に、「温泉に一緒に行かないか」みたいなことをレンくんが言い出し、ますますヤバい状況になったのに、なぜか「家族と一緒ならいいかな」と、ついつい泉ちゃんは言ってしまい、ホントに泥沼になるな、と思いました。実際に会ったら、こっちも四〇の独身女だから、相手も相当ビックリするだろうけど、向こうの方も、そもそもレンって何者なのかさっぱり分からないわけで、いったいどんなもんが来るのかな、と思って、想像して、笑ってしまいました。約束は、すっぽかして、メトロポリタンハイスクールを退学して逃げるしか、もう方法無いかな、と。そしたら泉ちゃんのはけ口が無くなってしまってかわいそうですけど。本当にこういうジャンルで楽しみ続けるって難しいみたいですね。
作品としては、文章力、というよりは、難解に入り組んだストーリー内容で勝負する作品になるのかな、と感じました。
とても面白かったです。(藍崎万里子)
「ガラスの靴が欲しいわけじゃない」鳴原あきら著に収載 https://plag.me/p/textrevo_ex2/8012