テキレボEX2で頒布する本、その5。 - 世界の果てで、呟いてみるひとり。

オンライン通販型イベントテキレボEX2、洞爺湖03、サークル恋人と時限爆弾として参加中です。先日から頒布している本のご紹介をしております。

本日はミステリの部です。

比較的新しい物として、バンドミステリが2本あります。

『紫の宝石』

バンド【イエロー・カナリー】ボーカルの庄司大地が、遺産を巡るトラブルに巻き込まれる話。常々思っているのですが、他の相続人を殺したらその時点で相続の権利を失うのに、なんで殺そうとするんですかね？という話にしたかったのです。

『石の指』

殺人の動機は、犯人が余命幾ばくもないと知って……というパターンに対して「そんなことしてるヒマあるかい!!!!　そもそも余命って伸び縮みするわ！」ということを書きたかったお話です。

このシリーズは四話構成で考えていて、まだ次の話が書けていないのですが、皆さんに楽しんでいただけるとたぶん続きが出ますのでよろしくお願いします。

あとはだいぶ古くなってしまうのですが、彼の名はA（エイ）シリーズがあります。

これは私の初期の代表作の一つで、再版希望があったために総集編としてつくった本ですので、残部が少なめになっております。

彼の名はＡシリーズの最初の二冊を合本にしました。

姉が経営する喫茶店Ｊの片隅で、情報屋と称して、女の子たちの相談に耳を傾けるＡ。彼女たちの依頼を解決したり、しなかったりします。というか作者的には解決してるんですけれども、読者の方にしてみると「しなかったり」があるようです……。

文字通り、彼の名はＡシリーズの番外編を集めた巻です。読み逃している作品があるのでまとめて読みたいです、というお声をいただいてつくった本です。依頼者は女の子から大人の女性まで……こちらの方が解決していない度が高いかもしれません。

Ａちゃんが主人公のテキストアドベンチャーゲームをつくりたくて書いたものをノベライズ化した長編＋おまけ短編本。

失踪した親友を探して欲しいという依頼に渋い顔をするＡですが、なぜか協力者が現れて、事件に完全に巻き込まれてしまいます……！　私の昔のキャラクターの某さんが2人登場しているのがご愛敬なのですが、その本はもうオンライン上にしかないという……。

なお、即売会で頒布する際、彼の名はＡシリーズには割引がありますので、今回も三冊まとめ買いセットをご用意しております。

500円割引になります。

Kindle版の総集編はある程度修正が入っておりますが、イラストなどが収録されておりませんのでお安くなっております。雰囲気を味わいたい方は紙版、すぐ読みたいという方は、電子書籍版をご利用下さい。