世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

当たり前のように「薬はありません」って言われた

年末にコロナにかかった親、そろそろ隔離期間も終わりかけているし、現在の状況と来週予定している検診にいける状況かどうかが知りたくて、日曜日ですが、老人ホームに電話してみました。

看護師さんが折り返し電話をかけてきてくれたんですが。

「まだ熱が下がりきっていませんが、食事はとれていますし、このまま経過観察で大丈夫だと思います」とのことで、少しだけ安心したのですが、

「お薬とか出ているんですか? うちの親、一応高リスク者なのですが」ときいたら

「うちの病院にはコロナの薬はありません。どこにもないです。あるとすれば大学病院ぐらいです」

と即答されました。

つまりなんの薬ももらってない。ただ隔離されてるだけ。

検診は受けられるそうなので、その時に罹患したことは話すように言われました。

 

ああ。

そうか。

自分がかかってもつまり、入院どころか何にももらえないんだな。

毎日毎日救急車の音がひっきりなしで、病院がパンクしちゃうんじゃないかと思う訳ですが、パンクする前に死んでってるんだろうな……少なくとも直接コロナで、毎日数百人は死んでるんだから……って思ってしまいましたね。