前半の人間関係が複雑だなと思って読んでいたら、入れ子構造に驚いて。背後の関係性が深そうと想像していたら、別作品の裏話ということで納得しました。タイトルの後に続く言葉に意外性があり、物語の核心なのがよかったです。 #ぺらっと感想 https://t.co/mgKOTs3KiP
— 一路真実 (@ichiromami) 2023年2月27日
作中作のしかも途中から始まるという変化球を投げています。オカワダアキナさんのアンソロジー『BALM』に書いた「初恋」の裏話で紫乃ちゃん視点なのです。楽しんでいただけて嬉しいです。
鳴原あきらさん( @narisama_cmbot )の「あのひとがわらっているので」を読みました。読み終わってから振り返ると感じる、静かな空気と、タイトルの儚さ。ああ、なるほど、って。鳴原さんの小説を久しぶりに読めてよかったです。#ぺらっと感想 https://t.co/CRpoBroRsA
— 桜良ぱぴこ (@sakurai_papiko) 2023年2月28日
折本を読んだら文庫のほうを読み返したくなったので、鳴原さん( @narisama_cmbot )の「夏の黄昏」を読みました。わたしはずっと、忍が抱いてる「気持ち」の前の正解がわからない。わかるけど、正しいものはなんだろうなっていう、謎かけをされたままです。流れる文章と纏う空気が心地いい一作。 pic.twitter.com/wzclCz4Ftz
— 桜良ぱぴこ (@sakurai_papiko) 2023年2月28日
ひとりで本を読みながら美咲ちゃんへの気持ちを作中の人物に重ねている紫乃ちゃんの姿を楽しんでいただけていたら嬉しいです。「夏の黄昏」も大事に読んでくださってありがとうございます。タイトルはマッカラーズのthe member of the wedding の翻訳から借りてまして、戯曲版のトランプの場面などのイメージも借りてるんですが、忍がいつかはひとりに、大人にならなければならないのかと怯えている時に、碧里が現れるのがキモで、その黄昏を心地よく感じていただけていればと思います。
公式サイトは1日まで。ネットプリントは2日までですが、BOOTHにはしばらく置いておくつもりですので、よろしかったらご覧下さい。