世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

デパペペのインストde委員会


富士登山編、最終回。


観測所をのぞむ三浦さん。
徳岡「ちかい?」
三浦「たぶん、そうじゃないですかね」
徳岡「最後のセクション、移動の距離があるような気がするのは俺だけ?」
そういって、両手でもった杖で、岩だらけの地面をガンガンつく徳岡さん、「そら行くか」と。
富士火口をのぞいて語らう二人。
「三浦、なんかこれ」「もうこれ、○○っぽいですね」(風でよくきこえません)
強い風にふかれながら、赤い地面に杖をついて登っていき。

「日本最高峰富士山頂上剣が峰」石碑。
その前に座る二人。
三浦「日本一になりました」
徳岡「やったな俺ら」
三浦「(息をきらして)日本一です」
徳岡「五合目からはじまり。途中、何回か投げだそうかな、と、ほんとに」
三浦「僕、ほんまに無理ちゃうかなって」
徳岡「俺も思った、一瞬」
三浦「思いましたよね」
徳岡「やりゃ、できるね」
三浦「これ。これ、なんか、履歴書とかに書けますよね」
徳岡「書けるか? 富士山のぼったって?」
三浦「富士……(笑)」


元気を取り戻したのか、展望台を指さす三浦さん。
三浦「富士山の高いところの一番上にたってる、あのパーツがたぶん、日本で一番高いですよね?」
二人、狭い階段を上っていき。
三浦「すごいすね。空、みあきましたもん」
二人仲良く、雲海を眺める後ろ姿でおしまい。


ちなみに今回のお土産は、二人が使用した杖。メッセージ入り。
三浦さんのは「成せば成る!!」
徳岡さんのは「山はなくていい 07.08.24」


たしかに、デートにしちゃハードすぎですけどね。
『山はなくていい』って、徳岡さんらしいっていうかなんというか。
三浦さん、あんなに辛い思いをしたのに「成せば成る」っていうのもすごいですけどね。