世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

アンネ・フランクの話をやっていたんですが。


ユダヤ教の迫害は、新約聖書の成立の頃からではないか、という説をやっていました。


いや、もっと前からだと、思います……。


今、新作を書くために、聖書関連の資料をずーっと読んでいるのですが、聖書(旧約からね)そのものが成立するまでのユダヤ人の歴史が、まず、いろいろすさまじい。
世界史では「バビロン捕囚」ぐらいしか扱わないと思いますけど、正直、普通の民族だったら、二度も若者を根こそぎにされたら、その時点で滅びますよね。


それが、二千年後も、民族として残ってる。


すごい話だよな、と思います。


正直、ユダヤ人差別ぐらい、日本人にとってピンとこないものってないと思うので(外見じゃわかんないですしね)、『アンネの日記』でアピールする作戦というのは、とても有効だと思います。中学生の普通の女の子に、あんなことを書かせてしまったものは、何か、っていう意味では。


アメリカはキューバと国交回復しましたし、余計な火種が、一つでも減っていく世界を、期待したいところです……!