世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

5日、学習院大学・百周年記念会館で行われた、DEPAPEPEライブに行ってきました。


ところでこの目白祭のキャッチコピー、「NO 祭 NO ライフ 〜ボクらは気付いてしまった、安らぎよりも大切なモノに〜」っていうんですけど。
なんとも微妙なパクリっぷり……。
もしかして実行委員会にサクサカーが? それでDEPAPEPEを呼んだのかい?
開演より前についたので、一応パンフレットも買いました。割引券がついているので、二カ所ぐらい回れば元がとれる感じ。
でも一番興味があったのは、教務課の告知板だったり。大学に行くと、ああいうものを見るのが好きです。どんな授業してるんだろう、みたいな。
あとは屋台で、三浦さんの嫌いな(笑)パクチー入りのタイラーメンを食べたり。
似顔絵やさんがあったので、描いてもらおうかな、と一瞬思いましたが、結構混んでいたので、四柱推命の部屋に行って、占いをしてもらいました。
“やんごとない”雰囲気のお姉さん(同じ部屋にいたお嬢さんたちは、やはり皆さん、おっとりした感じでしたが)があたってくれまして、これから六十代半ばぐらいまではずっと上り調子、と教えてくれました。どんなに困難がふりかかって弱っても、必ず助けてくれる人があらわれるとか。あと何故か、八十代でモテるらしいです。いくらジジイ趣味たって、そんな時期にいい人にめぐりあったり、恋愛トラブルが発生してもなあ。ってかその年齢まで生き延びられるだけの体力があるのか?


で、肝心のライブですが。
月と太陽の黒い垂れ幕のさがった講堂(前回も同じものがさがっていました。今回の学祭はツアー名などがないため?)に、バンド構成のセット。
三浦さんのギターには、例のKORGのチューナー。徳岡さんはいつもの白い奴。
工芸大と違って、開演直前になっても席はぜんぶ埋まらず。二階席もガラガラ(ヴィンパペもってた人が見えました。関係者じゃないよね?)。
やはり学内チケットが優先されているのか、私はえらい端っこの席で。
DEPAPEPEのお客さんも多かったようですが、みなさんノリは良かったですよ。
二人は、いつものJ&Bの曲で入場、手かざしもいつもどおり。
服はよく見えなかったんですが、三浦さんが、白いTシャツの上に、緑に細い白い横縞の半袖ポロシャツ、ジーンズ、赤いスニーカー(靴の裏が赤く見えた)。徳岡さんは白いTシャツ(蓮沼のスタジオリハーサルで着てた奴の色違いに見えましたが、ほんとうにぜんぜん見えなかった)、白と青と赤のキャップ、ジーンズ。デフォルトの指輪とペンダントは二人ともきちんとつけてました。


セットリスト、学祭4公演、ぜんぶ同じだったようです。
アレンジなんかは結構変えられてましたし、ロック調の曲が多くて、デパペペらしさも新曲もあって、いい構成だと思いますが。
三浦さんは5回ぐらい、オレンジジュースペットボトルをラッパ飲みしてました。徳岡さん、「なにかしゃべって」と投げかけたお客さんに「こんな(三浦が)一気してる時にしゃべれません」と苦笑してみせたり。三浦さんは「曲の時以外は、いつでも話しかけてください」。徳岡さんは「僕もしゃべりますよ」と相変わらずの好対照っぷり。


当日の流れですが、あくまで記憶なので、多少前後しているかもしれません。


1)キミドリ
*自己紹介の簡単なMC。「ハイどーも、ごきげんようDEPAPEPEです!」の後、インストをやっておるんですが、難しいものでないので楽しんでください、的な。学習院ということでちょっと緊張している、のかな? 曲もキミドリに限らず、全般的に、走り気味な気が。ハウリングはラストの曲まで出ませんでしたが。
2)MTMM
3)JAC(K) IN THE BOX
*長めのMC。
学習院大学の雰囲気についてなど。なんかやっぱり、スゴイすよね、と。
三浦さんがよく着ている緑のポロシャツが、徳岡さんに「その緑は学習院に合わん」と揶揄され「ステージ衣装じゃないですか」と抗議する場面も。ちなみにあの服は、下北沢で1000円だったそうです(相変わらず自腹なのね)。
4)きっとまたいつか


5)哀愁バイオレット
*例によって、キーボードの五十嵐慎一さんがすうっと入ってきて開始。アレンジで上手に補ってますが、だから寂しいのは最後のサビなんだってば(汗)
*曲の後、ドラムの玉田豊夢さんと、ベースの中村太知さんが入場。
*MC。「何食べた?」とお客さんに訊かれて「タコス」と答える三浦さん。実は中南米研究会にいって、メンバーみんな、小さいマラカス(?)をもらったらしい。豊夢さんが「これ演奏に使おう!」と喜んだとか。アンコールの後、みんなで投げてましたね。
*徳岡「行けたらどこの大学に行きたかったですか」
三浦「……学習院(苦笑)」
徳岡「その歯と眉はあわん」(って眉もかい!)
徳岡さん、再び“二人は仲悪い”アピール。
三浦「(苦笑)最近こんなことばっかりゆってるんですよ。いや、仲悪いけどちゃんとDEPAPEPEはやってますから、ご心配なく」
徳岡「そんな言い方したら、本気で悪いみたいやん」(やっぱり本気で言ってんじゃないんじゃん・笑)
6)Night&Day(バンドバージョン)
*題名を言う時、三浦さんが噛んで。痛恨の表情で耐えている三浦さんに徳岡さんが無言のツッコミ。言い直してスタート。
ここらへんで、ライブの告知をさらっと。昨日、旧・渋谷公会堂、現・渋谷C.C.Lemonホールを見てきたという三浦さん。
三浦「(看板に)ものすごいおっきなレモンが(大きさを腕で示す)」
徳岡「Xの、X、みなさんご存じですよね。最近懐かしくてDVDを買ったんですが、“爆発寸前GIG!"”というライブが渋谷公会堂であって。中学の頃は、あのXと同じステージに立てるなんて思ってなかったですからね」
三浦「みなさんを爆発させます!」
7)DUNK
8)T.M.G.(+コール&レスポンス)
*ライブではラップもやってたんですよ、と某曲のメロディーにのせて、三浦さんの恒例のラップ。「ここ学習院、Hey come in、みんな目白に総動員、ここにCheck in、そしてPit in、我ら学習院!」てな感じでした(ぜんぶ「イン」で韻を踏んでる)。
で、ここらへんでお客さんをさっと立たせて。
「わんつーさんし、ウン」「学習院!」もやりました。
三浦さんによるメンバー紹介は、徳岡さん→五十嵐さん(シンちゃん)→中村さん(たいち)→玉田豊夢さん(トムさん)の順。なぜか太知さんだけ、今回呼び捨て。
9)START
*恒例の手振り。お客さんは立ったまま。なんか前進守備の人が結構いた気がします。


encore
1)FLOW
*先に五十嵐さん、豊夢さん、太知さんが入ってきて、二人を呼ぶ形でスタート。
2)SUMMER PARADE
*三浦さんがコーラスのお手本をやりましたが、最初の一音を外して「自己申告」。あのね、いつも音痴のふりしてるとああなりますよ(笑)。三浦さんが歌えないのは、音がとれないんじゃなくて、歌詞を覚えないだけでしょ?


「次は渋谷公会堂で、みんな友達、TEAM MIX GUTSとしてお会いしましょう」と三浦さんが挨拶しておしまい。
最後のバンザイは、今回は向かって左から、太知さん、三浦さん、豊夢さん、徳岡さん、五十嵐さんで整列。
例のミニマラカスや、ピックが投げられます。タオルも一枚ぐらい飛んだかな。笛は今回も投げられませんでした。
終わった後のBGMは「Night&Day」でした。


入場の時に二人が持ってきたロゴ入りタオルは、畳まれたままステージに残ってました。
今日のセットリストは、ちゃんと印刷されたもの。五十嵐さんの入場が「key」他の人が入る曲は「BAND」と、ハケるところ、参加するところにマークがついてました。
あと、ステージドリンクだけでなく、三浦さんの手書きのセットリストノート(水色の表紙のリングノート)もしばらく舞台に残ってた。
あれにラップの歌詞も書いてあったのかな。


えーと。三浦さんが「お酒のんじゃだめよ」って声をかけられて「飲みません。おわったら飲みます」って返事したのは、後半戦だったような?


ところでなんでみんな中南米研究会に……と思ったけど、徳岡さんのラテン好きを知っててそれは愚問だよな。
あと、T.M.G.で太知さんのソロの時、太知さんの方から三浦さんにすっと近づいていって。二人がギターとベースを斜めに交差させるようにして見つめあいつつ、インプロヴィゼーションする姿は、ハッとするような艶めかしさがありましてよ(笑・なんか文教大学の時は、勢い余って、楽器をぶつけたらしいですね?)。
この夏が終わってから太知さん、可愛いというより、ちょっと大人っぽい仲良し度を強調しているような。徳岡さんとえらい違いです(笑)ってか寂しそうな顔するぐらいなら、もうちょっと三浦さんに飴をあたえましょうよ、徳岡さん。