世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

とりあえず、渋谷ワンマン初日感想。


12月21日、【冬のワンマンライブツアー2006〜Team Mix Guts〜@渋谷C.C.Lemonホール】行ってきました。


三浦さんは、FC会員専用の白のT.M.G.シャツ+黒ジーンズ。徳岡さんは胸にLIFEと書かれている白いシャツ、青い長袖つき。
ステージドリンクは、三浦さんがいつもどおりオレンジジュースの大型ペットボトル。徳岡さんが普通のミネラルウォーター。
三浦さんも徳岡さんも薄型のエレアコで蓋つきでした。徳岡さんはチューナーをつけてなかった気がしますが、演出上、暗い場面が多かったので、ピックアップが赤く光っているのが目立ってたかも?


ステージの上、いつもどおり手かざしとゲンコをごっつんこから始まりますが、今回は徳岡さんがごっつんこの前に、三浦さんを指さす場面が。何を確認してたのかな?


以下、セットリストに補足を加えていきますが、あくまで記憶なので、前後していたらごめんなさい(間違いがわかったら、あとで訂正を入れていきます)
1月末にNHKBSでオンエアされるそうなので、そちらを見ていただければいいようなものですが。


★★★


1.風見鶏
2.哀愁バイオレット
3.風
4.JAC(K) IN THE BOX


という訳で、イントロはものすごく渋かったです。なにしろ最初の曲が「風見鶏」ですからね。かならずコアなファンが来る、ワンマンならではって感じでしょうか。ギター二本の「哀バレ」が、かなり頑張っていて良かったです。
それまでも簡単に挨拶を挟んでましたが、ここでようやく正式にご挨拶。
三浦さんはオレンジジュースを飲みますが、徳岡さんにあおられなくても一気の拍手が入り「できるか!」と。
徳岡さんはミネラルウォーターを飲みますが、これにも一気の拍手が。「できません(してどうするんですか)」とキッパリお断り。


5.キミドリ
6.Hi-D!!!
7.雨上がり


ここでまたMC。「雨上がり」の時も、イントロを弾きながら三浦さんが「難しいんですよ」と言いながら語りを(徳岡さんいわく「アコースティックギター界のロナウジーニョ」)。
実はここらへんぐらいまで、徳岡さんが時々走っちゃう場面があって、ちょっとハラハラしながら聴いてました(三浦さんが調整できる部分じゃなかったですしね)。


徳岡さんが、デパ伝についてちょっと語ります。
「Beaf or Chicken?」「Meat!!」は天才的だけど(間違ってないので)、はいてるジーンズをなんやっていわれて「ブリジストン」はないやろ、と。「タイヤです」と三浦さんも自己申告。
三浦さんは本当にブランド名にうとくて、徳岡さんがきくとほとんど間違えるとか。今回、徳岡さんはわざわざリストをつくってきて読みあげてましたが、三浦さんが正しく言えたのは「ポール・スミス」だけ。徳岡さんが「ブル?」と訊いて「ガリア?」と答える三浦さんは明らかにわざと滑ってますが、それを聞いた徳岡さんが「惜しい、ブルガリ」っていうのはこっちも明らかにコント(笑)。あと「ベルサーチって、ジャンニってつくんですか」って、なんでそこだけ反応するの三浦さん、とニヤニヤしているのは、人の悪い(というか腐っている)私だけでしょうか?
あと、徳岡さんが、Xの「爆発寸前GIG」について触れ、「自分がここに来るとは、相方がこんなとは」と感慨を述べましたが、客席から「(私もXを)見た!」と声がかかって、びっくりしてました。同世代のファンの方でしょうか?


8.半月
9.きっとまたいつか


ステージが暗くなり、バラードが二曲続けて、ということでちょっとしんみりしたところで、バックバンドメンバーが二人投入されます。キーボードの五十嵐慎一さん(髪を切ってさっぱり!)と、パーカスのラムジーさん。インディーズ時代の懐かしの2曲が(哀バレをやったので、激メラは聴けないと思ってました)。まあこの2曲はPVが発売されているので、メジャーデビュー後しか知らないファンの人でも大丈夫だったかな?


10.Snow Dance
11.激情メランコリック


「Snow Dance」の前に、「皆さんにプレゼントが」といって袋を開ける三浦さん。「伯爵?」と声がかかると(私もちょっとコスプレを期待しましたが)、出てきたのは赤いサンタさんの帽子。ちょっと小さいらしく、かぶるのに苦労してました。「徳岡さんは?」と声をかけられて、「そういうキャラ違う。僕の立ち位置は」と苦笑いする徳岡さん。


ここで、バンドメンバーがさらに二人追加。パーカスの玉田豊夢さん、ベースの紺野光広さんが入って、総勢六名の豪華なステージに。


12.Night & Day
13.DUNK


この二曲は本来的にはギター二本の曲ですが、バンド構成でもだいぶこなれてきていて、安心して聴けました。
三浦さんが各メンバーを簡単に紹介。五十嵐さんは最近携帯電話をなくし、ラムジーさんはツアー先でサンバを踊ったとか。近藤さんは卓球がものすごくうまくて、三浦さんとラバーの話で燃え、オムライスの得意な豊夢さんに影響されて、三浦さんも最近オムライスをつくるようになったとか。


ここで、今回のツアータイトル、「T.M.G.」について、本格的な説明が。
実は二点理由がありまして、と切り出す三浦さん。まず、B'zのタック・マツモト・グループがかっこよくて、自分もそういう軍団をつくりたかった、というのです。三浦拓也グループでもいいし、徳岡・三浦グループの頭文字でもいいなと。あと、デビューアルバムのタイトルをガッツがたくさんという意味でMIX GUTSにしたかった(徳岡さんにミックスナッツからとったんですよ、とチャチャを入れられつつ)。で、却下されたんですが、いつか使いたくて、最初をチームにして、会場の皆さんをそういう軍団にしたらいいんじゃないか、と勝手に野音の時に、「Team Mix Guts」にさせていただいたんですよね、と。
三浦さんがなんどもチームという言葉を連発するので「おまえのTの音、耳に響く」と徳岡さんが苦笑。「PAさん、調節してください」と三浦さんも苦笑。
この後、恒例のコール&レスポンスで、会場全員総立ちで、T.M.G.に入ります。


14.T.M.G.(この時のみ三浦さん、サイレントギター)。


コール&レスポンスは「ハチ公」「モヤイ」「西郷どん」で、最後が「T.M.G.」。
改めてメンバー紹介があり、「しんちゃん」「らむちゃん」「こんちゃん」「とむさん」のかけ声でそれぞれのソロに入ります。最後は三浦さんがスタンディングで。
今回はダンスもあって、手振りで「TMGC(最後のCはホール名の頭文字)」をやる、というもの。ご指名でラムジーさんも踊りましたが、なんと徳岡さんも加わって、会場全員でダンスしました。


15.ラハイナ


音楽って、楽しいとか、いろんなものを伝えるものですよね、と三浦さんの感慨深いMC。


16.星の数だけ願いは届く
17.シュプール(泡でつくられた雪がステージ上から会場前列まで降り注ぎました)


encore


今回は拍手がやまないのに、なかなか二人が戻ってきません。
まずバックバンドのメンバーがツアーTシャツと黒いタオルマフラーをかけて戻ってきます。
その後二人が再登場。
三浦さんが黒バージョンTMGシャツにチェンジ(この黒バージョンはあまり売れなくて、大阪でだけ15枚売れたので、徳岡さんが「家内制手工業」←知り合いに買わせたの意と思われますが、揶揄してました)。徳岡さんはD&Pのロゴの入った黒Tシャツ。マフラータオルはオレンジ。
勢いにのってアンコール一曲目。


18.FLOW


落ち着いたところで、来年2月に出る新曲と4月末の野音の告知が。


19.桜風(新曲)


これが来年2月に出る新曲。コーラス入りの曲。節目節目の曲、ということで、サマパレの春バージョンって感じでしょうか。三浦さんの出身中学の合唱部の子たちに歌ってもらったんだそうです。会場を半分にわって、DEPAとPEPEにわかれてコーラス練習をさせられましたが、お手本で三浦さんだけでなく、徳岡さんも歌って。
二人がハモりながら歌っている場面は、ちょっと感動しました。
徳岡さんは「僕ら本当に下手なんですよ」っていってたけど、二人で声をそろえて歌う場面なんか、めったに見られるものじゃないですからね。徳岡さんの声の、いい部分が出てました。
何度もリハーサルをしたので、本番では三浦さんの合図なしで成功!


20.START


いつもの手振りで締め。
最後に会場の皆さんと、恒例のバンザイポーズで記念撮影。真ん中が徳岡さんと三浦さん。今回は三浦さんがすごく客席を気にしていて、写真撮る直前に、徳岡さんから三浦さんの手をとりにいってました。


★★★


曲数の多さ、アレンジの工夫、音量の調整もほぼ良好(ダブルパーカッションにギターが消されないか、ちょっと心配な場面もありましたが)。
今までのライブの集大成という感じで、良かったです。


気になったのは、バンドが入る前の徳岡さんがちょっと走り気味だったこと(はっきりしたミスではないのですが、指がころぶ感じ?)、後半やたらに水を飲んでいたので、もしかしてあまり調子がよくなかったんでしょうか?
あと、シュプールの効果の雪なんですが、あんまり客席に降らせないで欲しかったです。当然無害なものとは思うのですが、小さいお子さんも参加してるのに(ずっと「三浦くん!」って声援を送っている男の子が)、泡みたいなものって……スタッフじゃなきゃ成分がわからない訳で、なんか怖かった。


あと、新曲のコーラス。
その音域、私、つらいわ……。
裏声にするかしないかの高さで。
しかも途中で半音あがるし。
男だったらオクターブ下で歌えばいいんですが、私はテノールに限りなくかぶるアルトなので……まあ、喉の調子が悪かったんで歌えなかっただけかもしれないので、来年頑張ってみます。